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住宅街でヤマメを愛でる
住宅街を流れる琴似発寒川でヤマメを探してきました。琴似発寒川ではサクラマスが産卵していて、野生のヤマメが再生産されています。
三面護岸の都市の川でも、地域の要望もあって魚道が整備されているので、(魚道がつまっていなかければ)サクラマスは日本海から手稲山の麓の平和の滝まで、のぼることができます。
去年の秋に産みつけられた卵から成長したヤマメたちは、この時期、大人の親指くらいの大きさにまで育っていてます。落ち込みから続く少しゆったりした浅い流れをじっと観ていると、チョロチョロと泳ぎ回って、何が食べているのを見つけることができます。
こうした身近な川でヤマメを増やすには、野生のヤマメが育ちやすい環境(=ほかの生き物にとってもよい環境)を整えるか、人工孵化させたヤマメを放つか、どちらかですが、北海道では前者も選べます。
2020年8月8日撮影