
ウグイにまみれて... ヤマメの場所取り失敗
琴似発寒川の水温は、8月上旬の雨でだいぶ落ち着きました。水温16度、暑さに苦しんだサクラマスたちもじっくり産卵に備えていることでしょう。
この時期の琴似発寒川で若い魚たちがたまっているのが、こういう場所です。
流心脇の青い流れ。流れがいったん集まってからゆっくりめに流れていきます。黄色の線の間にいれば、集められたエサがどんどん流れてくるというわけです。
深さもある程度あって、有事には写真右奥の深場に逃げ込めます。
水面から見えていたのは、ヤマメらしき数匹とほか多数。他多数とは…。
この流れを占拠していたのは、ウグイたちでした。ウグイは大きいもので15センチ、小さいものは数センチ。とにかくこのレーンの先端から後端までびっしりでした。
ヤマメは、エサとりのベストポジションのつもりだったと想像しますが、自分が口を使う前に、多数のウグイに先手をとられちょっと気の毒。
結局、この場所をあずましくないと思ったようで、どこかへ泳いでいってしまいました。
2021年8月14日撮影