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スジエビが中の川と富丘川の交点を占拠していた

そろそろ札幌市内の川のサケ稚魚のほとんどが海に旅立った5月の下旬、サケ稚魚が残っていないか中の川のJR鉄橋下を調べてきました。というのも、この場所で5月30日に撮影したことがあるからです。
ことしはというと…新たな発見がありました。

スジエビが集結していました(サケ稚魚は1匹も見あたらず)。

スジエビって、わたしの中では、ガサガサするとあっさり捕まるのに、水上から見ても見つからない、という種類の生き物です。
それが、足の踏み場がない状態でどっさりいました。正直にいうと、ちょっと、気持ち悪い…。ここは思い切ってお見せします。

透き通った体が夕日に映える感じです。日中の観察では、彼らが何かをしている様子はなく、カメラを向けるとエビによっては泳いで逃げる、くらいの反応しかありませんでした。
そこで、夜に出直して見ました。もしかすると夜になると、ものすごい産卵行動が見られるのではないかと下心をもって…。
その結果がこちら。

昼間は見つけられなかった抱卵した個体が、ごっそり出てきました。日中は隠れていたのか、それとも、夜の観察までの1日半の間に卵を産んだのか。

スジエビのなぞは深まるばかり…。

2024年5月25-26日撮影


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