
サクラマスの稚魚はどこにいる?
千歳川のサクラマスの稚魚は、まだ水温があがらない春の時期は、あたたかい湧水のゆるい流れでぬくぬくしていました。
※2018年5月の千歳川の湧水の流れはこちら↓
6月も下旬になると、サクラマスの稚魚たちは成長して泳力がつき、しかも、流れの温度も逆転。湧水の中には、サクラマス稚魚たちの姿はありません。どこに行ってしまったのか?
潜って観察してみる
メインの流れは、水面が波立っていて水上からは様子がわかりません。そこで今回は潜ってのぞいてみました。(正確には水に浮いている)
すると、川底のくぼんだところにサクラマスの稚魚たちがどっさりいるではありませんか!
なんとなく安心して稚魚たちの食べっぷりを観察。食べているのは、「水中の何か」のようですが、その何かはいったい何?
湧水には別のサケ科が・・・
サクラマスのいなくなった湧水エリアはどうなっているのかというと、次に使う魚がいました。
ブラウントラウト(と見られる)の稚魚が、緩い流れの空間を使って成長中でした。
2020年6月28日撮影 千歳川