北海道の岬めぐり28 納沙布岬
納沙布岬(のさっぷみさき)
日本の最東端納沙布岬は根室市街地から約23km東になるので、車でなければ行くことができません。30分ほどかかりますから、朝日を拝みに行くには暗いうちに町を出る必要があります。
日の出は夏ー午前3~4時、冬ー午前6~7時頃なので事前に調べておくことです。
納沙布岬は、北緯43度23分07秒、東経145度49分01秒に位置する本土最東端の岬でアイヌ語の「ノッ・サム」(岬の傍ら)に由来しています。
先端に建っている灯台は、1872(明治5)年7月に設置された道内初の洋式灯台。
霧が濃い航海の難所として知られ、日本とアメリカとの往来に多くの貨物船が航行していたため、明治政府によっていち早く造られました。
「四島(しま)のかけ橋」
北方領土を4つのブロックに表現。互いに連なりあって大きなかけ橋となり、領土返還を祈るゲートとして表現したものです。(昭和56年9月建立)
いわゆる「北方領土」返還を祈念するために作られたシンボル像。
高さ13m、底辺の長さ35m。
建設が決定してから3年の歳月を経て昭和56年9月建立。
四島とは国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島のことです。