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北海道の山めぐり10 樽前山

樽前山(たるまえざん)

支笏湖の南側、苫小牧市の北西部にゆったりと裾野を広げ、頂上部に端正な溶岩ドームを持つ活火山です。

寛永7年(1667年)8月以降70回以上の噴火を繰り返し、明治7年2月の大噴火は、それまであった溶岩ドームを吹き飛ばす凄まじさだったといいます。

山名はアイヌ語のタオルマイ(川岸の高いところ)からですが、原名はウフイヌプリ(燃える山)で、荒れ狂う山とアイヌ民族は表現していました。

明治42年の大噴火で新山が隆起して現在の溶岩ドームが形成されました。

標高1,041m(樽前ドーム)で、樽前岳の東山で1,022m、樽前山の西山で994m。支笏洞爺国立公園に属し風不死岳、恵庭岳とともに支笏三山の一つに数えられています。

昨年描いた絵です。


樽前山・苫小牧市から


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