北海道の山めぐり23 幌尻岳
幌尻岳(ぽろしりだけ)
狩勝峠から襟裳岬へ続く日高山脈は北海道の背骨と呼ばれています。
幌尻岳はその最高峰(標高2,052m)で、氷河期のカール状台地(圏谷)を抱く姿はポロ・シリ(大きな・山)というアイヌ語にふさわしいといえるでしょう。
日本百名山に選定されています。
幌尻岳を描こうと思い、日高の平取町役場に電話をしたことがあります。
絶景ポイントを聞きたくて連絡したのですが、私は地形に詳しいわけではないので電話では良くわかりませんでした。
ただ「すずらんの群生地の近く」であることは分かりました。
暫くして、スズランの季節になり出かけました。
連絡してはいませんでしたが平取町役場を訪ねると絶景ポイントの地図を用意してくれていました。これには恐縮しました。その地図を頼りに走りましたが、これが中々難しく幌尻岳の山頂を見ることができません。
スズラン群生地公園まで行き、近くの民家の人に「幌尻岳はどこですか」と尋ねると指を指し「あちらだよ」と教えてくれましたが、これまた良くわかりませんでした。
残念ながら、北海道百名山の絵制覇はいまだ達せられません。
因みに、北海道に百名山は「9座」あります。