あの「グリンめん」を食してみた。
もう夏も終わりですが、まだまだ暑いですね~。
というわけで、北海道でおなじみ「グリンめん」を、初めて食べてみました。
このパッケージ、札幌のスーパーでは必ず見るのです。最初はなんだかわかりませんでした。夏でも冬でもずっと売られている謎の緑色の麺。しかもパッケージがレトロ。
撮影のとき、釧路出身のカメラマンが「あ! 」と驚いてました。釧路の人にはおなじみの「グリンめん」なのです。
「グリンめん」というと、茶そばのような見かけなんですが、その正体はパッケージを見るとひやむぎです。
要するにクロレラ入りのひやむぎなので、うちで食べてみました。めんつゆに付けて。
ひやむぎだったら、薬味はしょうがだと思いましたが、釧路出身のカメラマンは「絶対ワサビです!」と言い張るのです。
それならと、次は、わさびで食べてみることに。
わさびならそばっぽいよね、と盛りつけを変えてみたら、どう見ても茶そばです。
目をつぶってワサビをつけると……なるほど……ワサビのほうがちょっとだけ合うような気がします。
ひやむぎなのに、なんで??
また別の日、冷やし中華にしてみました。これは「グリンめん」を取材したとき、社長さんが「冷やし中華にするとおいしいんです。これは、ひやむぎの麺ではこういう味にならない」というので。
北海道の人にはおなじみのベル食品「冷しラーメンスープ」を用意。
※こちらに来て初めて知ったのですが、北海道では冷やし中華のことを「冷やしラーメン」と言うのです
社長さんオススメの食べ方にすると……ふむふむ、なるほど~、おいしい。うん。
昔ながらのパッケージで、長ーく細ーく愛されている「グリンめん」。食してみて、その愛される理由がわかった気がします 。
通販でも買えるようですが、北海道の方はぜひ、お近くのスーパーで手に取ってみてくださいね。
(「北海道生活」編集長)