北海道・余市に「ニッカミュージアム」OPEN!
2023年1月9日、北海道・余市町にある「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」に新しい見学施設が誕生したというので、さっそく行ってきました!
真冬の蒸溜所は雪景色の中にありました。2021年に国の重要文化財の登録を受けた建物が多くあり、冬の風景もとても素敵です。
見学施設は事前予約で入ることができ、完全予約制のガイドツアーのみとなります。(自由見学はありませんので、ご注意ください)
ガイドツアーのスタートは、「ビジターセンター」から。
ここで、ニッカウヰスキーの取組、創業者・竹鶴政孝さんのものづくりへの思い、働く人々に息づく精神などを映像で見ることができ、いよいよニッカウヰスキーを身近に感じられる場所へと案内されます。
竹鶴資料館、ウイスキー博物館と歴史を重ねてきた見学施設は、2021年10月「ニッカミュージアム」としてオープン。
その後、第2期工事が行なわれ、この1月に全面刷新しての本格オープンとなりました。
まず入口に入ると、最初のコーナー「ブレンダーズ・ラボ」が現れます。
ここで、ニッカウヰスキーの取組、創業者・竹鶴政孝さんのものづくりへの思い、働く人々に息づく精神などを映像で見ることができ、いよいよニッカウヰスキーを身近に感じられる場所へと案内されます。
竹鶴資料館、ウイスキー博物館と歴史を重ねてきた見学施設は、2021年10月「ニッカミュージアム」としてオープン。
その後、第2期工事が行なわれ、この1月に全面刷新しての本格オープンとなりました。
まず入口に入ると、最初のコーナー「ブレンダーズ・ラボ」が現れます。
ここでは「ブレンダー」に焦点を当て、ブレンダーのデスクをイメージしたディスプレイが中央にあります。
両側ではウイスキーを思わせる琥珀色のカーテンがゆらぎ、ウイスキーづくりの時間の流れを見ながら自らも歩みを進めます。
次は「ストーリー・オブ・ニッカウヰスキー」。
ニッカウヰスキーを代表する4ブランド、「余市」「竹鶴」「ブラックニッカ」「フロム・ザ・バレル」に関する展示が見られます。
そしてポットスチルが存在感を放つエリアに入ると、ウイスキーづくりに取り組む人々の生の声を映像で聞くことができる「ディスティラーズ・トーク」、奥には有料試飲コーナー「テイスティング・バー」があります。
この有料試飲は、帰りにおみやげのウイスキーを買ったり、お店で飲んだりする際に、自分の好みが確かめられるのでおすすめですよ。
そして、この先が、第2期工事として新しくなった部分。まずはニッカウヰスキーの歴史をボトルで紹介する「ヒストリーロード」を通ります。
ドラマ「マッサン」のモデルにもなった竹鶴政孝さんの一生、そしてウイスキーづくりへの思いが4部構成で描かれていきます。
最初のゾーンでは、広島の酒蔵で生まれた竹鶴政孝さんが、大阪でウイスキーに出会い、スコットランドへ単身渡っての修業時代が、わかりやすい展示と貴重な当時の資料で描かれていきます。
そして北海道・余市へ。ガイドさんの説明を聞きながら、竹鶴さんが北海道に渡り苦労してウイスキーづくりの夢に向かう姿を見ることができます。テーブルの中央にある設計図は、最初の蒸溜所から拡大していく様子がアニメーションのように移り変わるので必見。
それぞれの展示には竹鶴政孝さんの言葉が印象的に掲げられているのですが、スコットランド人の妻・リタさんとの思い出は胸に迫るものがあります。
初めて竹鶴さんがつくったウイスキー第一号。 減っているのは長い年月の間で蒸発しているからだそうです。
最後のゾーンでは、竹鶴さんの夢をかなえた北海道への感謝の気持ちがつづられています。スポーツマンだった竹鶴さんはスキージャンプ場やスポーツ施設を余市につくっており、ウイスキーだけでない功績が紹介されています。
竹鶴さんの一生を見て、エンディングは「未来へ」。現在、余市や仙台にあるニッカウヰスキーの蒸溜所や人々の写真が飾られ、竹鶴さんの想いを未来へとつなぎます。
ガイドツアー(完全予約制)は見学無料、そのほか有料のイベントもあるそうなので、詳しくは公式HPをご確認ください。
もちろん、ショップやレストラン「樽」は予約がなくてもいつでも入れます。
余市蒸溜所限定ウイスキーなども買えますので、いつでも立ち寄ってみてください。
ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所
【無料ガイドツアー】※完全予約制
予約: https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/
住所: 北海道余市郡余市町黒川町7-6
電話: 0135-23-3131/FAX 0135-23-3137(予約専用)
時間: 9:00~12:00/13:00~15:00
*毎時00分、30分に開催(12:30はのぞく、また天候などにより中止の場合あり)
*所要時間 約70分(見学約40分+買い物など約30分)
休業: 12月25日〜1月8日(臨時休業日あり)
(「北海道生活」編集長)
北海道生活WEBサイト
オンライン書店
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