年を越したゆり根で作るフリッタータ。
写真はゆり根の畑の夏の様子です。
これはゆりのつぼみ。根に栄養が行くように、花はつぼみのうちに摘んでしまいます。
こうして育てられ、秋に収穫するゆり根。お正月を過ぎた今頃から3月頃が実はおいしいのです。
なので今日は、ゆり根のフリッタータ。卵焼きを作りましょう。
味を日本的にしたフリッタータ。牛乳のせいなのか、「卵焼き」というより「フリッタータ」な味になります。とってもおいしいです。
ゆり根1個分の作り方です。2人分になります。卵は3個です。
味付けは、
めんつゆ、砂糖、油各小さじ1、
牛乳大さじ2、コショウ適量です。
油はこめ油など香りのないもので。大さじ2を半分ずつ2回に分けて使います。
作り方は、こうです。
👉ゆり根は冷ための水で洗い、鱗片(りんぺん)を1枚ずつはがします。
茶色くなってしまっていたそこは苦いので、ピーラーを使って削り落とすといいです。フライパンに入れます。
👉油大さじ1,水大さじ2、塩ひとつまみも入れて蓋をして火にかけ、水がなくなるまで蒸し煮します。
👉ボウルに卵を割り入れて味付けして混ぜます。
めんつゆと砂糖、油をそれぞれ小さじ1
牛乳大さじ2,こしょう少々ですよ。油が入っているので混ざりやすいです。菜箸かフォークを使いましょう。
👉ゆり根の入ったフライパンに油大さじ1を入れて熱します。
直径20~22センチのフライパンで作る仮定で話をすすめます。底の直径は18センチほどです。
👉そこに卵液を入れて焼きはじめます!面白くなってきました!
👉縁が固まってきます!そこを見届けたら弱火にします。
そして、耐熱のヘラで中心部を混ぜながら焼きます。怖がらないでぐーるぐる。
👉全体的に固まったら、蓋かお皿を蓋にしてひっくり返して、すべらせながらフライパンに戻し入れて表面に焼き色をつけてください。
おなじみの味なめんつゆと少しのお砂糖で、みんなが好きな安心感のある味になります。
フライパンの大きさが違ったら、卵焼きを作るつもりで。
どうぞ、お試しあれ~!
ゆり根のお話はこちらにも。
北海道新聞くらし欄「きょうの一品」掲載レシピをリライトしました。