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大型の殻付き貝は水から茹でるのが楽でおいしい。

そんなバナナ〜!(昭和ですみません)と思うかもですが、本当です。
殻付きのホタテ、牡蠣、ホッキが思いがけず手にはいるのはどーみんだからかもですが。それでもその「万が一」がある時のためにシェアします。

殻開け用ナイフは持っている人は多くはなく、テーブルナイフ(ステーキナイフ)で代用するのではないでしょうか。

↓こんな風に。貝柱切り離しを狙ってナイフを入れます。

わたしはこの仕事、結構好きです。達成感半端ないです。
でもねぇ、貝柱に傷入れちゃったりすると、がっかり。

それで考えたのが、蒸すことです。
蓋つきの鍋かフライパンに、半分くらいの高さの水と貝を入れて、沸騰するまで待ちます。
殻が開いてきたらトングで取り出します。
開いているから楽々ナイフを入れて、貝柱を切って殻をはずします。
生&生のお刺身で食べるんじゃなければ、これでいんじゃね??と。

それでできた蒸し牡蠣がこちらです。

見てみてー!!おいしそうでしょう?貝はミディアムレア―に蒸された状態です。
ただし、牡蠣は、なかなか開きません。平らな殻と丸い殻ががっちりくっついていて、時間をかけても頑丈に閉まっています。
それでも加熱して、ほんの少し開いたらそこをめがけてナイフを入れて貝柱を切断します。

こんなにがっちりくっついでいるんです。殻の、丸くないまっすぐな方からナイフを入れます。

↓ナイフを入れて殻に沿ってカチャカチャ動かすと貝柱は切れます。

うどのペーストを添えてみた。ほかいどーの初夏の山と海の料理(モンテマーレ)です。


先週から、わたしは期せずしての貝祭りに恵まれまして。
それは@十勝のホッキでスタートしました。
ホッキは、お湯が沸騰してきたころには開きます。
うっすら開いたところでトングで取り出し、流水をかけてちょっと冷ましてからナイフ(テーブルナイフでOK)を差し込み、殻とジョイントしている貝柱を切ればOK。生っぽいものとしっかり熱が入ったものがあっても気にしない!
生は刺身で食べればいいし、火が入っていても蒸した状態だからカチカチ硬くはありません。

おいしすぎたパスタ。殻外しに使った汁も使いました。ホッキが全く砂をかんでいなかったのと、油断して火にかけっぱなしにしたので水が出汁に。それでパスタを茹でました。至福。

この方法、もともとはお寿司屋さんで、「茹でホッキ」を食べて、これどうやるのかなーって考えて思いついたのです。
牡蠣は、水に少しお酒を入れて酒蒸しにしました。
ホタテも小型のは同じく酒蒸しに。

つぶ貝もこの作戦でやっつけています。
茹でると殻がやわらかくなるみたいで、その後トンカチで叩くのも、
必死にやらなくて軽く叩いても殻は割れます。

この夏、殻付き貝をゲットする機会があれば、良かったらお試しを~。

SPECIAL THANKS TO
十勝のホッキ(春シーズン最後の漁)
雄武のホタテ(走り)
知内の牡蠣(シーズンラスト)

こうして酒蒸しにしたホタテをわらびごはんにのっけて。これもほかいどーのモンテマーレ。


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松田真枝
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