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ごはんにのっけるイタリアン⑬カポナータ丼2

CIAO !

カポナータはシチリアの郷土料理です。

夏野菜を一種類ずつ揚げてからトマトソースでひとつにまとめ、甘酸っぱく仕上げます。松の実やレーズンでアクセントをつけます。

ナスは塩であくぬきします。塩の効果で中から出てきたあくを含む水は茶色っぽく、ナスのあくの強さを色で感じます。

その水分を拭いて素揚げするので、まぁ、大変な仕事です。
暑い日に食べるにはたまらないおいしさで、作るのもたまらない暑さです。

きょうは、とーってもシチリアらしいと言われているナスのカポナータをさっくり作ります。ごはんに寄せる味にして、のっけますよー。

それでは作り方です。

材料(1人分)

ナス1本
タマネギ 1/4個
セロリ  1/4本  30 gくらい
完熟トマト1個
酢漬けケッパー 小さじ1
調味料 : ナスのあくぬき用 塩小さじ1/4強
      ソースの味付け用 ぽん酢 小さじ2、
               砂糖・醤油小さじ1/2、
オリーブオイル 大さじ1半
トッピング カリカリ梅3~4個 いりごま適量

  

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トマトは6~8つにくし切りにします。
ナスは縦半分に切り、斜めに1㎝厚さに切ります。塩を振っておきます。

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その間に、玉ねぎと筋をとったセロリを1㎝角に切り、フライパンへ。オリーブオイルで中火で炒めます。

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ナスから水が出てきたら、さっと水で洗ってキッチンペーパーで拭き水分をとります。軽く絞る感じでOKです。

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タマネギが透き通り、縁が焼けてきたらナスを投入します。

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ナスに焼き色がつくまで炒めます。あまり混ぜないほうが早く焼けます。

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タマネギとセロリが焦げすぎると思ったら、ナスの上に避難させましょう。

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トマトを入れます。地味だったフライパンの中が一気に賑わいますよー。赤のチカラ恐るべし。
水大さじ3と砂糖とぽん酢を入れます。
トマトが崩れてくるまで煮ます。もし水分がなくなりそうなら水を少し足します。

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ケイパーを入れてざっくり混ぜます。

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さぁ、盛り付けて、ゴマを振り、カリカリ梅を飾ります。
ちょっとオリーブみたいでしょ?違うかな(笑)。

もしあれば、ドライのバジルを振って仕上げてください。

ケイパーの酸味はお漬物っぽく、カリカリ梅の食感がアクセントです。

イリゴマはちょっとした香ばしさを。ゴマはアラブ人がシチリアにもってきたので、松の実の代わりとして散らしました。

さわやかでほんのり甘みのある醤油テイストのナス丼にトマトの旨味が加わっている感じです。


きょうは、シチーリアのカポナータがニッポーンにやってきて、

ニッポーンの材料で、パンよりごはんに似合う味になりました。

よかったら、お試しあれ~。

カポナータ丼1はこちらです。







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松田真枝
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