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水ぼうそうになった人は要注意

帯状疱疹という言葉は聞いたことがありますか?
医療機関を受診した時に、ポスター等でこの言葉を目にしたことがある方もいるかと思います。
 


帯状疱疹ってなに?


水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
一度水ぼうそうに感染すると、治ったあともウイルスは神経の中に潜んでいます。
加齢や疲労、ストレス等により、免疫力が低下すると潜んでいたウイルスが再び活動を始め、神経の
流れに沿って皮膚まで出てきます。
 

どんな人がなりやすいの?


加齢がリスクとされ、50歳代以降で罹患率が高くなります。
ピークは70歳代ですが、若い人でも発症します。
 

症状は?


チリチリ、ピリピリとした知覚過敏のような痛みが皮膚に生じ、数日後に水ぶくれを伴う赤い発疹が帯
状に現れます。
痛みや発疹がある場合は早めに受診しましょう。

予防方法は?

50歳以上の人は、帯状疱疹の予防接種を受けることができます。
任意接種のため自治体により費用負担は異なります。
2025年4月から65歳以上は定期接種となるようです。

免疫力を下げないように、睡眠をしっかりととる、バランス良く栄養をとる、疲れをためない、適度な運
動を心がけましょう。
疲労回復にはビタミンB群の摂取が欠かせません。
ビタミンは体内ではほとんど合成することができないため、食物から摂取する必要があります。
ビタミンB群は、肉や魚、穀物、卵等に多く含まれます。
バランスよく食べ、免疫力を上げましょう!

【文:H.R】

参考
厚生労働省 帯状疱疹ワクチンについて
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001165467.pdf

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