これからの季節要注意!感染症予防
冬に流行することが多い感染症。
特に気を付けたい感染症について知り、予防に努めていきましょう!
主な感染経路
10月から流行する感染症
① 季節性インフルエンザ
<症状>
発熱、頭痛、怠さ、筋肉痛・関節痛などが現れた後、咳、鼻水などが出現します。
<感染経路>
・接触感染
・飛沫感染
② RSウイルス感染症
2歳までにほぼ少なくとも1度は感染するといわれています。
<症状>
発熱、鼻水などが数日続いた後、咳が出現します。悪化すると気管支炎や肺炎などが引き起こされます。
<感染経路>
・接触感染
・飛沫感染
③ 溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)
乳幼児・小児の感染が多く、学校などで集団発生がみられます。
<症状>
発熱、咽頭炎、扁桃炎、苺舌などが出現します。心臓や腎臓に合併症が起こることもあります。
<感染経路>
・接触感染
・飛沫感染
・経口感染
④ ノロウイルス感染症
毎年冬に流行のピークを迎えます。
<症状>
嘔吐、下痢など。
<感染経路>
・経口感染
・飛沫感染
★コロナウイルスにもまだまだ注意が必要です!
感染症の予防対策
1)流行前のワクチン接種(インフルエンザ、コロナウイルス)
感染リスクを下げる効果と、発症した場合の重症化予防に有効とされています。
2)手洗い、手指消毒
流水・石鹸による手洗いは、細菌やウイルスを除去します。
アルコール製剤による手指衛生も効果的です。
3)湿度の保持
空気が乾燥すると、喉の防御機能が低下してしまいます。湿度50~60%を保つことが効果的です。
4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために重要です。
5)マスクの着用
流行時期は人混みがある場所への外出を控えましょう。特に免疫力の低下している方は要注意です。
やむを得ず行く場合には、必ずマスクを着用しましょう。
6)こまめな換気
7)身の回りの消毒
ドアノブやお子さんが遊ぶおもちゃなど、よく触れるものは消毒しましょう。
<参考>
・【感染症予報】10月に注意してほしい感染症、No1・インフルエンザ、No2・RSウイルス感染症、No3・溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)、No4・ノロウイルス感染症 (kansensho.jp)
・感染症情報 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
・国立感染症研究所 (niid.go.jp)
(文:M.M)
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