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今年はどうなる?花粉症対策

今や日本人の3人に1人が悩まされていて、国民病ともいわれるスギ花粉症。皆さんはいかがでしょうか?花粉症による生産性の低下は、大きな経済損失を招いているともいわれています。東京都では通常の1/100と花粉の少ないスギに植えかえる取り組みも進んでいるようです。花粉症の方だけではなく、まだ花粉症になっていない方にも朗報ですね!!


飛散量をチェックして早めの対策を!

スギ花粉の飛散量は、前年の気候に左右されることがわかっています。去年の夏は猛暑だったので、残念ですが今年の春は飛散量が多いと予想されます。また地域によっても違いますので、ご自身の活動する地域の飛散情報を毎日チェックし、準備万端にしてから出かけましょう。出かける時は、マスクやゴーグルを使用し、花粉が体内に侵入することを防ぎます。体に付着しないよう、綿やポリエステルなどのツルツルした衣類を選びましょう。

治療について

主な治療法は、症状を和らげる対処療法です。重症化してからでは効きにくいため、早めの対処が重要です。処方薬をもらうには耳鼻咽喉科の受診が必要ですが、ドラッグストアで市販薬を購入することもできます。その場合は副作用に注意して、必ず薬剤師さんにご相談ください。症状を悪化させないため、免疫機能を正常に保つことも大切です。規則正しい生活を心がけていきましょう。
またスギ花粉症については、舌下免疫療法を受けられるようになりました。長時間かけて体質を変えることで根本治療を目指すものであり、多くの人に効果が見られています。自宅で治療ができますので、症状がつらい方は医療機関に相談してみるといいかもしれないですね。

さいごに

花粉症はアレルギー疾患です。スギやヒノキは春に飛散することで知られていますが、アレルギーを引き起こす花粉はほかにもたくさんあり1年中飛散しています。季節的に症状が出る場合は、病院でアレルゲンを調べてみるといいでしょう。

花粉の少ない森づくり運動
https://moridukuri.tokyo/
的確な花粉症治療のために
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000077514.pdf
花粉飛散情報 天気jp

(文:つぐみ)

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