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もっと知ろう 認知症
9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。
アルツハイマー病の新しい治療薬が、日本でも承認されたことが話題となりましたが、世界アルツハイマーデーというものがあることをご存じでしょうか。
国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関(WHO)は、9月21日を世界アルツハイマーデーと制定しています。
日本では、この日を中心に全国各地のお城やタワーなどがオレンジ色にライトアップされるそうです。
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厚生労働省は、認知症の共生と予防をキーワードに、
発症を遅らせ、認知症になっても希望をもって日常生活を過ごせる社会を目指しています。
※共生:尊厳と希望を持って認知症とともに生きる。同じ社会でともに生きることです。
※予防:認知症にならないという意味ではなく「進行を遅らせる、緩やかにする」ことです。
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「認知症」を他人事ではなく、自分事に
みなさんは認知症にどのようなイメージをもっているでしょうか?
「すぐに忘れてしまう」「何もできなくなる」「家族に迷惑がかかる」などのイメージが浮かぶかもしれません。
10年ほど前は、65歳以上の7人に1人が認知症を発症しているといわれていました。
今後も高齢化のため増え続けると予想され、より身近なものとなっていくことが考えられます。
認知症はだれもがなりうるものです。
しかし、認知症になっても、自分らしく生きている人はたくさんいます。
また、診断されてすぐ、何もできなくなるわけではありません。
まずは、認知症について知り、自分事にすることから始めてみませんか。
認知症の症状について知る
日本でもっとも多いのは、アルツハイマー型認知症ですが、
認知症にはいくつか種類があり、それぞれ症状が異なります。
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これらは症状の一部で、症状や進行の程度には個人差があります。
加齢とともに体験したことを忘れたり、もの忘れが多くなったりすることはありますが、生活に支障がでる場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。
若年性認知症について知る
65歳未満で発症する認知症を、「若年性認知症」といいます。
2020年の調査では、10万人当たり約50人が若年性認知症を抱えている計算になります。
若年性認知症の多くの方は、仕事や家事をしているため、周囲の人の方が気づきやすいようです。
しかし、仕事でミスが重なったり、家事がおっくうになっても、
それが認知症のせいとは思わず、うつや更年期障害など、ほかの病気のせいだと思ったり、調子が悪いだけと思いこみ、受診や発見が遅れてしまうケースもあります。
65歳未満の人も、認知症になる可能性があることを知っておきましょう。
(文:Y.K)
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