保険屋さんのお仕事

保険募集に欠かせないニーズ喚起
保険募集というお仕事においては、保険募集員が保険の必要性を感じていない方などへ、保険契約を促していくために必要 なのがニーズ喚起です。
それには全く面識もない方へのアプローチから信用を得てご提案へと漕ぎ着くことが重要になってきます。
更には保障内容がお客様の意向と合致することが必須となり、また健康告知をし、保険会社が総合的に判断し、引き受けられるかを査定、審査そして問題がなければ保険会社が承諾後契約成立となります。

保険は長いお付き合い
契約成立後はアフターフォローをしながら長ければご家族全員や歳月としては4、50年前後のお付き合いになる様なお仕事です。赤ちゃんが生まれ学資保険や子ども保険から満了を迎え大人の保険へ加入、ご結婚し家族を守る保険等へ変換するまた生きてる間中の医療終身保障など、文字通り一生涯のお付き合いになるのも保険です。

保険の意外なこと

この様な保険のお仕事ですがお客様の視点からは意外なことをお話しします。

保険はお客様が入りたいと希望すれば必ず入れるものかというとそこは違います。
一時選択をするのはあくまでも保険会社がするという点です。

何故?入りたければ誰でも入れるんじゃないの?と思いますよね。ですが保険は自ら保険に入りたいとお申出やお問い合わせがある時はお断りをすることが多々あります。
モラルリスクの回避というのが必要になるからです。
極端にいうと募集員が勧誘するのはよいが入りたいと声をあげる人は断られることがあるということになります。

One for all, All for oneの精神
保険に入りたい思いとは、勿論病気になった時、入院や手術をしたりした際に資金的な面の補填するというのが保険ですが保険金を得ることだけでお金を得たら解約をするという状況を垣間見ることがありますがこれを回避するため募集員は契約をする前に継続性への意思も見通さなければなりません。
保険の元にはOne for all, All for oneの精神があり、一人一人が少しずつお金を出し合ってほんとうに困っている人にまとまったお金を受け取って頂く仕組みになっています。

保険の最も大切なこと

基本的にひとりひとりのお客様を大切にするためにも、より広い畑でより沢山の種を蒔くことが必要になります。
また保険会社側の考えのひとつにひとりひとりのお客様に対し公平性をはかるということを大切なこととして掲げております。
保険に入りたい方に健康面が全く問題がなく、ご健康な人もいらっしゃれば、既に治療をされないと健康を維持出来ない方もいます。
全く同じご年齢で同一の性別であった時に加入時点で病気治療中な方と健康に問題がない方で同じ保険料でさらに無条件でのお引き受けは出来ないということになるからです。
具体的にはその治療中または既往のご病気やお怪我、または後遺症、心療治療などにおいてお体の部位または生命にお引き受け不可、また不担保という条件がついたりとお引き受けはするが全てのお客様の公平性を保つため割増料金が発生するということがあります。
この様な条件を契約手続き後にお客様に提示され、お客様が条件について承諾をされた時に成立となります。この流れ上にお引き受けが出来ないとなり引き受け不可となることもあるのです。

大切なお守り

お客様の中には、よく保険の支払いのみで自身が受け取ることは無く終了したということをお話されるお客様もいらっしゃいますが実は保険料をお支払い頂くということは、保険会社の運営に関わって頂いて、尚且つ自分以外の困っている方や亡くなられた方のご遺族への保険金お支払いという形で相互的な助け合いに関わっていると言えます。
ただただ無駄に払ってるとは言えない奥の深いものが保険と言えるのです。

長なりましたがこの辺で失礼いたします。
最後迄読んで頂きありがとうございました。

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