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●気合いの十氏の書評

 2024年12月22日読売新聞朝刊の「読書委員が選ぶ今年の3冊」で、写真の郷原桂似(東大)と遠藤秀紀(東大)・岡本隆司(早大)・櫻川昌哉(慶大)・清水唯一朗(慶大)・佐藤義雄(住友生命)・為末大・橋本五郎・鵜飼哲夫・番外編の計十氏が文字数をギッチリと余すことなく使って書評している。

 以前、直木賞作家の朝井リョウ氏がテレビで「新聞書評はギッチリと書く」派宣言をしてから賛同者が増えたのだろう。

 目に見えて、ギッチリ派が増えた。

 今回は、ギッチリ派が47.6%を占めた。

 郷原氏は、以前からギッチリ派だったが、色々と策を施しているのが見て取れるので、微笑ましい。

 氏はギッチリしたくて、カギ括弧を用い、③の位置が文末にきたのであろう。

 すごく素敵である。

郷原桂似教授の3冊の書評

                 <了>