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独身者がFP相談するメリット・デメリット
FP相談するのは、家族世帯だけだと思っていませんか?実は、独身女性をはじめ多くの独身者が相談しています。FPをしていると、独身の方の比率がどんどん上がっているなという実感があります。
この記事は、FP相談とは何か?独身者がFPに相談するメリットは何か?デメリットとその回避方法について解説していきます。
FP相談とは何か?
FP相談とは、ファイナンシャルプランニング相談の略称で、個人の家庭のお金に関する相談やアドバイスを専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に依頼することを指します。
ファイナンシャルプランニングは、個人の経済的な目標やニーズに基づいて、家計改善、貯蓄計画、保険、投資、リスク管理、税金、相続などの幅広い要素を総合的に考慮し、将来の経済的な安定や目標達成に向けた計画を立てるプロセスです。
FP相談では、個人の経済状況や目標、家庭環境などについて詳細な情報を提供し、それに基づいて専門家が個別のアドバイスや戦略を提供します。
専門家の知識と経験を活用することで、個人の状況に合わせた最適なファイナンシャルプランを作成することができます。
FP相談するメリット
FPに相談するメリットは以下のようなものがあります
専門知識と経験に基づく個別アドバイス
FPは専門的な知識と経験を持っています。そのため、個人の状況や目標に合わせた具体的なアドバイスを提供することができます。
書籍やyoutubeなどで勉強する場合でも、個別の状況や目標に合わせて発信していないので、個別アドバイスをもらえるのがFP相談するメリットです。
投資・保険・税金・相続の領域に精通している
FPの多くは、証券外務員などの資格や保険の資格を保有しています。したがって個別の商品について精通しています。また税金や相続に関しても資格試験で出題されますし、アドバイスの幅も広がるので積極的に勉強している人が多いです。
不確実な将来に対する安心感
FPは社会保障制度にも精通しており、社会保険制度などの改正などによる将来不安を解消する方法にも対策を立てることができます。不確実な将来に対して適切な対策を立てることで経済的な安心感を得ることができます。
一人ひとりに合わせてカスタマイズされたプラン作成
状況や目標に合わせて、具体的なプランを作成してくれます。ただ単に情報を教えてもらうだけではなく、家計改善であれば何をすればいいのか?といった具体的な改善案を出してくれます。また投資とリスクのバランスなどライフプラン全体を見通したプランを作成してくれます。
目標達成への継続的サポート
ライフプランやアクションプランを作成して終わりではありません。プランを実行するなかでうまくいくことといかないことが出てきます。コーチのように横について見守ってくれる、目標達成の障害となってるものを特定し、改善する提案をしてくれます。
FPに相談するデメリット
FPに相談するデメリットは以下のようなものがあります
時間と費用
FP相談は1回の相談は1~1.5時間、内容によっては3~4回程度はかかります。初回面談で情報をヒアリングし、2回目の面談でライフプランの問題点や解決案の提案、3回目の提案で計画の実行という流れが一般的です。
また費用も2~6万円程度となっているところが多いようです。
相性が合わないFPに当たってしまうかも
人間誰しも相性というものがあります。相談していてどうも相性が合わないというFPに当たってしまうこともあるでしょう。相性が悪ければ別のFPを探すことをおすすめします。
悪質なFPに当たってしまうかも
クライアントを損させて自社商品を購入させる強引なFPもいます。例えば、住宅FPは住宅購入してもらうために、本来かかる費用を含めないシミュレーションを作るFPもいます。
一度きりのサポートでは十分ではない場合も
FP相談は一度きりの場合もあり、その後のフォローアップや継続的なサポートがないこともあります。長期的な計画を立てるのであれば、継続的なサポートをしてくれるFPに相談するべきでしょう。
FP相談のデメリットを回避する方法
FP相談のデメリットを回避する方法は以下のようなものがあります。
複数名に相談する
相性が合わない、不必要商品を提案されているかも?と思ったら複数のFPに相談することをおすすめします。提案書をまるまる持ち込んで、提案内容の是非を問うてもいいでしょう。
SNSなどで人となりを事前チェックする
HPやSNSなどでその人の人物像がわかるようであれば、事前にチェックしましょう。その人の行動を見守ることで、自分に相性が合うかどうか?顧客対応はどこまでやっているのか?などが確認できます。
紹介してもらう
もしあなたの友人が信頼しているFPがいれば紹介してもらいましょう。あなたと友人が信頼しているのであれば、あなたとも相性が合う可能性が高いと思います。
FP相談のメリット・デメリットのバランスのとり方
FP相談のメリット・デメリットのバランスをとるためには、以下のポイントに留意することが重要です。
目標とニーズの明確化
自分の目標とニーズを明確にし、それに基づいてFP相談のメリット・デメリットを考えましょう。自分が何を得たいのか、どのようなサポートが必要なのかを明確にすることで、バランスを見極めることができます。
費用と効果の比較
FP相談にかかる費用とそこから得られる効果を比較検討しましょう。安ければよいというものではなく、将来によって得られる効果で考えると、費用に見合った価値かどうかが分かります。
自己学習と自己管理の重要性
FPに相談したらすべて解決するわけではありません。金融の基本的な知識や、家計管理の能力を高めておくことは長期的な資産形成において必要不可欠です。
継続的なサポート
将来の変化や新たな状況に適応するためには、継続的なサポートが必要です。一度きりの相談では限定的なサポートしか受けられない場合がありますので、フォローアップや継続的なサポートが可能なFPを選ぶことも考慮しましょう。
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