独身こそ保険は必要なわけ
こんにちは、保険不要論が巷では言われていますが本当にそうでしょうか?
特に独身は守る必要のある人がいないから、不要だと言われています。
今日は、独身だからこそ必要な場合についてシェアしたいと思います。
独身は1馬力、夫婦は2馬力以上
まず、独身は1馬力、夫婦は2馬力以上です。
どういうことかというと、独身は文字通り一人で働いて稼ぐ必要があります。
仮に、病気等で働けなくなったらたちまち収入は途絶えてしまいます。重い障害などが残って、障害年金がもらえるくらいの場合を除いて、社会保障からは何も出ません。
例えば、がんにかかってなかなか治療しても治らず、いろいろな抗がん剤や治療を試していると、今までと同じように働けなくなります。(実際ガンを経験した約半数は収入が減ったという統計がでています)
こういった場合、生活が非常に苦しくなるのは目に見えています。いっそのこと死んでしまったら生活費もかからないので誰にも迷惑はかけないのですが、中途半端に生きながらえると、生活費と治療費がかかり、その間の収入もゼロという生き地獄になります。
(生活保護という選択もありますが、それは後述します)
反対に夫婦の場合に、世帯主の夫が病気等で働けなくなった場合はどうでしょう?
奥様が働くという選択肢が残されています。家事や子育てなどで忙しいと思いますが、何とかプラスの収入を作り出すことができます。
つまり、独身の方の収入が途絶えたら、生活は困窮するということです。
だからそのために保険は必要といえます。
保険不要論で多い論調
保険不要論と言っているインフルエンサーの多くは、医療保険などの少額のお金のことを言っています。
彼らの理屈だと、入院しても高額療養費制度があり、それほどお金がかからない。だからそんなものに保険を掛けるのはもったいないと。
まさにその通り!です。
ですが、病気で働けなくなった場合はどうでしょう?
入院もしていなくて、自宅療養の場合はどうでしょう?
傷病手当金が支給されますが、1年半で終わります。その後は何もありません。
先述のように、大きく家計のバランスが崩れます。
起きる確率は少ないけど、大きな経済的ダメージを受けるときの場合に保険を活用すべきです。
自動車保険を考えよう
自動車保険に入っている人は、だれかひき殺してしまって、数億円の賠償金を支払えないから入っているわけです。
その可能性は限りなく低い。
反対に、駐車場から出るときにちょっとこすってしまったという場合、修理費が10万円だったとします。
保険を使って治すと、次から保険料は上がってしまいますし、貯金から払える金額です。
そんなときのために保険に入るのはナンセンスというものです。
この例からもわかるように、可能性が低いもの程、経済的ダメージが大きい。そんな時の為に保険をかけておくべきです。
自動車ではこの理屈がわかるのに、人の保険になるとなぜ理屈通りにいかないのか?
それは、漠然とした不安があるわけですね。
入院したらいくらかかるかわからないし、念のため保険に入っておこう。
という方が少なくないようです。
独身は医療保険不要、就業不能保険などが必要
貯蓄がある方は、医療保険は不要です。がん保険も一時金で100万円もらえるような内容も不要。(貯蓄がなく、たちまち困るという方は加入しておいてください)
これも個人の貯蓄状況や、生活費などによってもまちまちですので、詳しくはプロに相談してくださいね。
逆に、働けなくなった時の給料が下がった時に発動する保険が必要です。
イメージでいうと、あなたが病気で働けないときに、代りに給料を持って帰ってくれる人を雇うということです。
そんな都合のいいひとを雇えたらどうでしょう?
普段はあなたの影のように邪魔にならず、あなたが困った時にだけ助けてくれる救世主。
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必要ならいくらか?
今の医療保険を解約しても問題ないか?
ぜひご相談くださいね。
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