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【4ー2限目】不動産屋も銀行も保険会社も保険代理店!?

保険代理店ってどのぐらいの数あるんだろうか??

保険代理店の数は、
なんと、、、
損害保険が約18万店。
生命保険が約9万店。


損害保険と生命保険がダブってることを考慮しても20万店以上あり、
コンビニの5万店を大きく上回る。


いやいや、そんなに保険代理店を見たことなんてないで・・・

と思うかもしれない。

じつは、「銀行」も「旅行代理店」も「不動産屋さん」も保険代理店。
大企業に勤めている方なら、あまり意識せずに、グループ内の保険代理店を通じて団体保険の契約手続きをしているかも。

とくに数が多いのが、ディーラ―さんや整備屋さんといった「自動車関連業」。
なんと、損害保険代理店の約半数(9万店)が自動車関連業を兼ねているよ。


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ここらで、
「わたしが知ってる保険代理店って、どんな特徴なんだ?」
ってことを整理してみよう!

①どんな組織?

◆個人
◆法人(株式会社など)

②取り扱っている保険会社の数は?

◆専属・・・「”東京海上日動”のみ」とか「”損保ジャパン”のみ」とか1社のみ
◆乗合・・・複数の保険会社の商品を取り扱っている。2名以上の従業員が必要やで。

③取り扱っている保険の種類は?

◆生命保険会社の商品
◆損害保険会社の商品
◆両方とも

④どうやって営業活動している?(業態)

◆(お客さまの家や会社やカフェに)訪問する
◆(保険ショップ、銀行窓口、事務所などに)来店してもらう
◆郵送物でやり取りする(通販
ネットでやり取りする

⑤「保険代理店」だけをやってる?それとも?(業種

専業・・・保険代理店をメインでやってるよ。

専業以外の代理店は「副業代理店」と言われるよ。
以下、副業代理店の主な種類ね。

◆インハウス(企業内代理店)・・・商社やメーカーなど多くの大手企業は傘下に代理店を抱えていて、社員の団体保険を契約したりしている。
◆金融業・・・例えば、銀行の窓口や渉外担当者が保険の販売をしているよ。
◆自動車関連業・・・例えば、ディーラーさんや整備屋さんなど、車の販売や修理のタイミングで自動車保険を販売するのがメイン。
◆不動産業・・・賃貸や不動産購入のタイミングで火災保険を販売するのがメイン。
◆旅行業・・・旅行の申込と併せて旅行保険を販売するのがメイン。
◆公認会計士などの士業・・・法人の会計管理と合わせて、事業補償の保険や節税を目的とした生命保険を販売するのがメイン。

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例えば、、、

ほけんの窓口」は
【①法人②乗合③両方④来店⑤専業】
だね。

三井住友銀行」は
【①法人②乗合③両方④来店・訪問⑤副業(金融業)】
だね。


他にも、、、

家を購入した不動産屋さんは、
火災保険(損害保険)だけでなく、生命保険も取り扱ってるかもしれないよ。
【①法人・個人②専属・乗合③損保のみ・両方④訪問・来店⑤副業】

協同組合も保険代理店だったりするよ。
たとえば、地域の農協さんは「JA共済」の販売をしているだけでなく、共栄火災の代理店でもある。
【①法人②専属・乗合③損保のみ・生保のみ・両方④訪問・来店・通販⑤副業】

保険会社も保険代理店だったりするよ。
たとえば、第一生命は損保ジャパンやアフラックの商品を販売している。
【①法人②専属・乗合③損保のみ・生保のみ・両方④訪問・来店・通販⑤専業】


・・・と、保険の販売チャネルはけっこう複雑やね。

「結局どこでだれから保険に入ればいいの?」って声が聞こえてきそうやけど、
その答えはもう少し勉強してからのお楽しみということでm(__)m


次、
「そもそも、保険代理店ってどうやって儲けてるの?」
ってことを説明するで~
【4ー3限目】保険代理店の手数料をのぞいてみよう

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【参考文献】
損害保険代理店統計
損害保険募集形態
保険代理店を開業するのに必要な準備・費用とは