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【2−19限目】保険って請求しすぎるとどうなるの?

まずは声を大にして言うよ。

「保険の対象かも」って思ったら、請求できそうな保険会社にはすべて連絡しよう!


請求について、よくある質問に答えていくで。

保険を請求すると、、、

①保険料が上がっちゃうんじゃない?

A.自動車保険の一部のケース以外、保険料は上がらない。
※参考:自動車保険のノンフリート等級について
「自動車保険使えるかも」って思ったときは、とりあえず保険会社に連絡して、それから判断すればいいよ。

なかには、保険料が上がることを心配して、火災保険とか医療保険の請求をためらう人がいるけど、心配無用。
重複して請求しても大丈夫。


②契約の更新できないんじゃない?

A.大丈夫。

ただし、「保険金詐欺じゃない?」とか「あなた明らかにリスク高いよね?」って場合は、更新を断られることもあるで。

明確な基準はないけど、例えば、火災保険や自動車保険で
「年間に高額な保険金請求を5件やった」とか
「毎年3件の請求が3年続いた」とかね。

過去には
(テレビを買い替えるため)「地デジになったとき、アナログテレビをわざと倒して壊した」とか
(クルマを買い替えるため)「雹(ひょう)が降ったときに、クルマをわざと車庫からだした」
みたいなことが相次いだんやけど、そういうのはバレるで(詐欺やで)。

あと、
うその理由で保険金の請求を促すような住宅修理サービスが大問題になってるから、注意してな。



③保険代理店や担当者に迷惑かけちゃうんじゃない?

A.大丈夫。

まぁ、厳密にいうと、、、
損害率(支払保険金/収入保険料)が高すぎる保険代理店は、保険会社から受け取る手数料率が下がったり、廃業になる場合もある。
(例えば自動車保険だと、損害率が60%を超えたら、保険代理店は保険会社から目をつけられたりする)

ただし、保険代理店が不正な請求を促していたり、明らかにリスクが高い人とばかり契約したりさえしなければ、そんなことにはならない。

むしろ、保険代理店や担当者としたら、保険がお役に立てることは嬉しいこと。
もし、納得いく理由なく「請求しないで」って担当者に言われたら、こちらの記事を参考にしてね。

ってことで、
【保険商品編】の損害保険エリアは終わり~!

おつかれさん~

次からは、生命保険エリアやで。
まずは、
【2−20限目】生命保険の6つの形をむちゃわかりやすく説明
やで~

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