【5ー8限目】「ケガをしたら」こんな保険の請求もれに注意
保険は“自ら請求しなければ”支払われない。
そんな中、請求できるはずの保険に気づかないことが原因で、受け取れるはずの保険を受け取っていないケースが多発しているで。
今回は、
とある27歳女性のケース
を見てみよう。
―― 事例 ――
国内旅行中に交通事故に巻き込まれ、手術後60日入院するも、片目を失明してしまいました。
【受け取った保険金】
①慰謝料3,000万円
⇒交通事故の相手方が加入していた損害保険会社
②入院給付金30万円+手術給付金15万円
⇒保険ショップで加入した医療保険(A生命)
【でも実は他にも請求できる保険があった!】
① 高度障害保険金4,000万円
⇒ネット加入の定期保険(B生命)
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「死亡していないので、定期保険(死亡保険)から保険金が支払われるとは思いませんでした」
② 傷害特約(後遺障害保険金・入院保険金・手術保険金)計270万
⇒夫が加入している自動車保険
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「夫の車で起きた事故以外で支払われるとは思いませんでした」
③ 後遺障害保険金1000万円
⇒クレジットカードに自動付帯していた国内旅行傷害保険
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「クレジットカードに国内旅行傷害保険が付帯しているのをそもそも知りませんでした」
きちんと請求していれば、【合計5,270万円】も受け取ることができたんやね。
ケガをした場合に、もれなく保険を請求するためのチェックリスト
保険・共済の書類から特約も含めて、以下文言の記載を探してね!
該当する文言があれば、とりあえず保険会社へ連絡だ。
次は、
【5ー9限目】「亡くなったとき」こんな保険の請求もれに注意
やで~