【5ー9限目】「亡くなったとき」こんな保険の請求もれに注意
保険は“自ら請求しなければ”支払われない。
そんな中、請求できるはずの保険に気づかないことが原因で、受け取れるはずの保険を受け取っていないケースが多発しているで。
今回は、
とある69歳男性のケース
を見てみよう。
―― 事例 ――
台風で飛んできた看板が直撃。病院に到着後すぐに息を引き取りました。
【受け取った保険金】
「死亡保険金800万円」
⇒妻が代わりに請求したA生命の終身保険
【でも実は他にも請求できる保険があった!】
① 死亡給付金30万円
⇒60歳で払い込みを完了した終身医療保険(B生命)
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「死亡給付金の存在を知りませんでした(払込を終了すると死亡給付金が発生する医療保険商品があります)」
② 死亡保険金600万円
⇒65歳で払い込みを終え、75歳から受取開始予定だった個人年金保険(C社)
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「保険料が口座から引き落とされていないので、家族は契約の存在に気づきませんでした」
③ 死亡保険金3000万円
⇒会社で団体契約していたケガの保険(傷害保険)
◇なぜ気づかなかったのか?
⇒「ケガのときだけの保険と思い込み、死亡時に請求できるとは思いませんでした」
きちんと請求していれば、【合計3,630万円】も受け取ることができたんやね。
亡くなった場合に、もれなく保険を請求するためのチェックリスト
保険・共済の書類から特約も含めて、以下文言の記載を探してね!
該当する文言があれば、とりあえず保険会社へ連絡だ。
次は、
【5ー8限目】「モノが壊れたり傷ついたりしたら」こんな保険の請求もれに注意
やで~