【2-33限目】生命保険の更新って何なん?
生命保険の更新とは、
1年とか10年とか20年ごとに、同じ保険を継続しようね~
っていうしくみ。
でも、生命保険の更新というと、「騙された!」とか「知らんかった!」という印象が強かったりする。
なんで、そういう印象を持ってしまうのだろうか?
・・・一言でいうと、
「払っている保険料のほとんどが、更新部分(掛け捨て)」だということを知らずに契約している人が多いから。
その最大の原因は、
商品の名称が「ずっと同じ保障が同じ保険料で続くんでしょ?」と誤解をまねきやすいからなんだなこれが・・・
たとえば、「利率変動型積立終身保険」とか、いかにも貯蓄できそうな名前よね・・・
仮に、
「この保険、更新したら保険料どのぐらい上がるの?すごく高くなるんじゃない?」
と保険の営業さんに聞いた時の返答は、
「大丈夫。将来、必要に応じて保障を見直しましょうね。そのための10年更新なんです。」
というのが常套句。
そうはぐらかされて更新し続けてきた結果、
「老後にほしいな~」って思う医療・がん・介護といった保障の保険料がバカ高くなって、保障を減らしたり無くしたりすることに・・・
もちろん、加入者がちゃんと理解しているのなら問題はないんやけど、
私がお会いした40歳以上の7割ぐらいの人が「貯蓄できてないん?」とか「老後にがんの保険ないの?」とか「更新後に保険料あがること知らんかった」ってかんじ。
なんでこんなことになってるのかは【保険業界のレキシ編】にて説明していくね。
今回はこれで終わり~
次は、
【2ー34限目】「保険で貯蓄」のカラクリとリスク
やで~