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【2−7限目】これは必ず知っててほしい「個人賠償責任補償」

マンションで洗濯機から水がもれ、下の階が水浸しになってしまった

ってとき、
「火災保険に『水漏れ』の補償あるから大丈夫~」

・・・じゃないよ!!

「水漏れ」の補償は自分の部屋だけが対象


で、今回のケースで発動するのは、「個人賠償責任補償」という特約。
これは、日常生活の事故により「他人にケガをさせた」「他人のモノを壊した」といった、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償してくれる。

この補償むちゃくちゃ有能なのに、保険料が安いし、特約でしか付帯できないから、影が薄い・・・


「個人賠償責任補償特約」知っておくべきポイント

●「日常生活賠償特約」という名称の保険会社もある
補償の対象者が広い(同居の家族、別居の未婚の子まで範囲であることも)
●裁判沙汰にならなくても、示談金も補償してくれることもある
個人賠償責任補償を単体で契約できないので、「火災保険」「自動車保険」「傷害保険」「自転車保険」「共済」などのオプションとして契約しないといけない
保険料が安い(補償される金額が〇億円や無制限でも、月々数百円ほど)
重複して加入してしまうことが多い(例えば、「夫が契約した火災保険」と「妻が契約した自動車保険」と「子どもにかけた自転車保険」どれにも特約をつけてた・・・みたいな)
●この特約があれば「自転車保険に加入してください!」という義務をクリアできる


どんな時が保険の対象になるん?

・自転車で人にけがをさせた
・飼い犬が他人を噛んでケガさせた
・ゴルフプレー中に自分が打ったボールが他人に当たり、ケガをさせた
・子どもがおもちゃのバットを振り回していて、誤って友達にケガをさせた
・スーパーの駐車場でショッピングカートが転がってしまい、他人の車を傷つけた
・カフェでうっかりコーヒーを倒してしまい、隣に座っていた人のパソコンが濡れて壊れてしまった
・子どもがキャッチボールをしていて、誤って他人の家の窓ガラスを割った
・他人の釣り竿を踏んで折ってしまった
・配偶者が立食パーティーでトレーに乗せていた食事をこぼし、他人のドレスを汚した
・お店で商品を壊した

などなど、いろいろ助けてくれる。
自転車事故でケガをさせて1億円近くの賠償責任を負った事例が有名。

これは一家に1つ、必ず入っといてね~


今回は終わり~

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【2−8限目】火災保険の要るオプション・要らないオプション
やで~

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