【2−3限目】保険用語の「事故」や「ケガ」ってことばを知っておこう
今回は、損害保険の分野でよく使われる「保険事故」や「ケガ(傷害)」について解説。
“保険事故”について
交通事故のことじゃないで~
「保険事故」は、“保険金が支払われる偶然の原因”のこと。
「偶然じゃないこと」の例として、「経年劣化による車の故障」なんかは、保険事故にならないわけやな。
偶然じゃないとあかんけど、「亡くなる」にみたいにいつか必ず発生することでもOKやで。
“ケガ”について
「ケガの保険(傷害保険)」に入っていても、ケガしたらなんでも保険金が支払われるわけじゃないで。
ケガの原因が「急激 × 偶然 × 外来」だと支払われる。
ちなみに、感染症が支払われることもある。
急激・偶然・外来といえば、そうともとれるからな。
ということで、
コロナも補償の対象に拡大した損害保険会社も出てきたよ。
“傷害”と“障害”のちがい
傷害 = ケガ。
保険やと例えば、「ケガで入院したら1日5000円」とか「ケガで亡くなったら死亡保険金が上乗せ」とか。
障害は、長期間治らないような病気やケガで、社会的な活動をするのが不自由な状態ってこと。
保険やと例えば、「両眼の視力を全く永久に失った」ときに、死亡保険金を前もって受け取ることができる「高度障害保険金」とか。
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【2−4限目】火災保険を1分で知る
やで~