【2−11限目】自転車保険を1分で知る
多くの地域で自転車保険の加入義務化が進んでるね。
2020年4月から東京都でも義務化となったで。
ところが、‟義務化”って聞くと、
◆新たに契約する必要がある?
◆家族全員が加入しないといけない?
◆加入しないと罰則がある?
といった疑問を持たれる方もいるのでは?
今回はこれらの疑問に答えていくよ~。
そもそも「自転車保険」への加入は必要?
じつは、加入が求められているのは、"自転車保険"という名前の保険でなく、他人への賠償を補償する「個人賠償責任補償(日常生活賠償等の名称も同じ)」やで。
個人賠償責任補償は、
◆自動車保険や火災保険、ケガの保険などに付帯している特約でもOK
◆家族ひとりが加入していれば、ほかの家族も補償の対象になる場合がほとんど
"義務化だから"と家族みんなに自転車保険の契約をした結果、「同じ補償に3つも4つも加入していた」というケースも多く見られるで。
加入していないことによる罰則は?
刑罰等はないんやけど、「個人賠償責任補償」には必ず加入しよう。
というのも、日常生活で多額の賠償を求められるケースは誰にでも起こり得るからね。
過去には自転車事故で【9,500万円】の賠償額が判決で言い渡された事例もあるで。
(参考:一般社団法人日本損害保険協会HP)
おさらい:【2−7限目】これは必ず知っててほしい「個人賠償責任補償」
今回の講座は終わり~
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【2−12限目】自動車保険を1分で知る
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