【2−4限目】火災保険を1分で知る
火災保険って名前が誤解を生む・・・
ってことで最近は「住まいの保険」とか「住宅総合保険」って名称が使われることが多い。
そう、火災保険って火災以外のことでもいろいろ補償してくれる。
どんなことで支払われるん?
【火災、落雷、破裂・爆発】
例:ガスばくはつ
【風災・雹災(ひょうさい)・雪災】
例:強風で窓ガラスぱりーん。そこから雨が入ってきて、テレビ壊れた。
⇓⇓会社によって補償を外して安くすることもできる補償⇓⇓
【水濡れ】
例:給排水設備の故障で部屋が水浸し。マンション上階からの水漏れで部屋が水浸し(ちなみに、下階に水漏れしたときはこの補償は効かへんで。個人賠償責任補償が必要やで)
【水災】
例:大雨で床上浸水してしまった
【盗難】
例:泥棒にカギや窓ガラスを壊された、現金や家電製品を盗まれた
【騒擾・集団行為等にともなう暴力行為】
例:労働争議に巻き込まれて家を壊された
【建物外部からの物体の落下・飛来・衝突】
例:飛んできた野球ボールが窓ガラスを割った
【不測かつ突発的な事故(破損・汚損)】
例:「子どもが室内で遊んでいるときに、うっかりものを壊してしまった」「掃除機をドアにぶつけて破損した」「家具の配置替えをしていて棚を倒してしまい、棚とテーブルが破損した」
保険の対象はなに?
建物本体・門や塀・車庫・物置などの「建物」
と
家具・家電製品・衣装などの「家財」
に分けて考える。
賃貸物件なら、家財だけ契約することが一般的やで。
どうやって支払われるん?
◆損害保険金・・・損害額に応じてもらえる
◆費用保険金・・・保険事故が起きたら決まった金額がもらえる
長期での契約も可能やで
最長で10年の契約ができるで。
2015年9月までは最長「36年」の契約ができたんやけど、災害が増えたことで損害保険会社が将来の支出を予測するのが難しくなって、期間が短くなってん。
さらに、「最長5年に短縮する」ってことも検討されてるで。
(※2021年3月追記:2022年度に最長5年になりそう)
今回は終わり~
ちなみに、火災保険って地震や津波では基本的に支払われない。
ってことで次、
【2−5限目】地震保険を1分で知る
を見てね。