お金の面ではマンションと戸建どちらがお得⁈①
新築の6000万円のマンションと戸建があった場合、どちらにおいても住宅ローンを組んで家を購入することになると思います。現在、変動金利の0.425%が一番安くお金が借りられるところなので35年間、仮にその金額で推移したとすると、総額6458万円を返済していくことになります。
この35年間は絶対に遅延なく返済していかなければならないので、無理のない物件を選定する必要があります。月々の返済となってくると15.4万円です。
賃貸で15.4万円を借りていた場合、これは全てなくなってしまいますが、購入した場合、家は資産として残るので価値があると言われています。
また、現在、家を購入した場合、住宅ローン減税というものが受けられるので、最大400万円まで返ってきます。これは年収と物件価格によって異なるのですが、年収800万円以上で12月末日におけるローン残高の1%、最大で40万円が返ってきます。最大10年間まで受けられ、最大400万円まで返ってきます。
指定された優良物件に関しては40万円ではなく、60万円まで返ってきますが、そんな物件はほとんどないのでほぼ400万円と考えてもらって構いません笑
ここまでの話を整理すると、6000万円の物件を購入しようとすると、6458万円を返済することになりますが、住宅ローン減税を400万円受けることで6058万円が実質の返済になると言うことです。
めっちゃお得じゃないですか!?!?
35年間でたった58万円しか利子がつかないと思うと、年間2万円いかないくらいの金額なので、いかに現在が低金利なのかってのがわかりますね。。。
ちなみに、バブルの頃は金利が0.425%ではなく、6%くらいで推移してる時があったので、仮に6000万円借りると、14368万円を返していかなければならなく、なんと元金の倍以上を返すことになってしまいます。
元金の倍以上も返すのは非常に嫌なので、頭金を用意しないとダメだと家を買うときには考えてこられましたが、現在は非常に低金利なので頭金はそこまで用意しなくても良いかもしれません。この辺りに関しては、改めて詳しく説明いたします。
住宅ローンだけだと、マンションと戸建に差がないのですが、マンションの場合、固定費として管理修繕積立金・固定資産税が年間40万円ほどかかってきます。一方、戸建の場合、固定資産税がかかってきます。
いずれも固定資産税が20万円とすると、マンションはランニングコストとしては20万円支出が多いと言うことになり、戸建だと用意しなくても良いと思われがちですが、実は戸建も相当額を用意しておく必要があります。
というのも、戸建の場合、自分で水回りの整備や外壁などの修理費用を用意しなければならなく、長く住みたいのであれば10年に1度はメンテナンスが必要です。
また、どちらを購入したとしてもリフォーム費用は発生してきますね。
なので、支払いの面においてはマンションも戸建もそこまで大きく変わらないのではないかと筆者は考えています。ですが、話は次回に続きます。