今の僕にとっての音楽 | 9月ビギフェスは”がんばらない”
はじめに
ゆっくり自分の思いを言葉にすることが久しぶりすぎて、
めっっっっっっっっっちゃだらだらと書いてしまった。
本題をさっさと確認したい方は
目次から「9月ビギフェス 僕なりの目標」へ飛んでほしい。
帆風海がどんな人間か、改めて自分でも記録に残す機会になったので、
ぜひ僕のファンの方には知ってほしいなと思います。
ボロボロだった上半期
色々と弱った上半期だった。
がんばりたいのに、がんばれない。体と心のバランスがあれよあれよという間にずれていって、それをなるべく見ないようにして、
最終的に、何もできなくなった。
具体的には様々な要因が重なったのだが、内容は割愛する。
何もしないことをがんばったことで、ある程度生活レベルは戻ってきたけれど、
そんなこともあって、がんばることが怖くなった。26歳にもなってね。
今の音楽スタンス
兎にも角にも、音楽はすきだ。
心踊る曲を爆音で流しながら狭い部屋でギターをかき鳴らすことも、
一日それしか聞かなくなるくらいハマってしまう曲を開拓することも、
セッションで上手く披露したくて家で歌を練習することも。
明日から禁止されたら、もう人前で上手く笑える自信がないってくらい、すきだなあと思う。
あと、「誰かと一緒に歌いたいなあ」とか「あの人に聴いてほしい」といった他者の介入が、僕にとっての音楽をもっと素敵なものにしてくれる。
やりたいことなのにできないもどかしさ
でも、僕はとことんマルチタスクが苦手だ。
音楽が一番大事、って思っているのに、
仕事だったり、人間関係のことだったりで気になることができると、優先順位がぐちゃぐちゃになる。
ぜんぶ中途半端にしたくない、と思えば思うほど、やりたいことをどんどん押し入れの中に詰め込んでしまう。
そんでもって急かされることが嫌い、ときたもんだ。
なので自分のケツを叩くこともなく、
やっと動き出した時には、しわくちゃな状態で押し入れから出てきて、もう使い物にならなくなっていたり、手遅れだったりする。
典型的なダメ人間である。
中学時代、剣道をやっていたおかげで身につけた、持ち前の反骨精神でがんばれることがある。だけれど、前の仕事ではそれが祟って、案の定心も体もボロボロになった。
がんばらない宣言
人間、体が資本。
心とカラダのどちらかが不健康になると、悲しいくらいに使い物にならない生き物である。
こんな当たり前のことに、
仕事を辞めてから、初めて気がついた。
だから、今の環境の変化が一区切りつくまでは、
ぜんぶ無理をしないことにした。
好きな音楽も、仕事も、人間関係も。
そして"がんばれなかった"ことを武器にして、自分を傷つけないと決めた。
どうせ、この世に生きている全ての人間が、何かしら後悔をしながら死んでいくのだ。
人に迷惑をかけなければ、やりたい事をやって、話したいひとと話すだけで良い。
きっと、自ずと無理をしなきゃいけない時だってくるだろう。
そうなったら、その時になってから考えればいい。
9月ビギフェス 僕なりの目標
僕はいま、テアトルアカデミーという事務所に所属して、
MuchU LIVEという配信アプリの専属ライバーをしています。
アプリ内で色々なイベントがあるのですが、今回はBeginning Fes.(ビギフェス)という配信初心者限定のイベントに参加します。
先月も、歌やらクイズやらを自由気ままにやったわけですが、
9月のビギフェスは以下を目標にして配信してみようと思います。
絶対に「やりたいときにやる」ことを最重要命題に置いて参加します。
自分の機嫌をとりながら、あくまで自分がやれるときに無理せずやる。義務感でやらないようにしたい。
一緒に楽しんでくれる、こんな自分でも好きになってくれるファンの方はもうちょっと増やしたいので、定量目標も一応。
今回はいわば、「自分慰安祭」です。
僕は僕が好きなひとにはとことん懐くし、尽くして、楽しませたくなる性分なので、そんな自分を好きで居てくれるひとがいるだけでもう十分。
それでも、全部ひっくるめて一緒に楽しんでくれる人がいたら、こんなに幸せなことはありません。
僕が音楽をやる理由のひとつに、
誰かに「今日生きていて良かった」
「もうちょっとだけ生きてみよう」と思ってもらうこと
があります。
僕の曲を知ってくれている方はわかるかと思いますが、歌詞にもそんなことばが多いですね。
それはずっと忘れないように。
来てくれた皆様を楽しませられるように、"がんばらない"ことをがんばります。
ぜひ一緒に、秋の夜長を楽しみましょうね。
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます!
…なかなか物好きですね。笑