足立レイのオタク、頼むから米津玄師の「POST HUMAN 」を聴いてくれ
8月に出た米津玄師さんの新譜、「LOST CORNER」に入ってる「POST HUMAN 」って曲がめちゃくちゃ良い。
信用できない語り手の形式を用いて生成AIに感じる恐ろしさや可愛らしさを表現した楽曲らしい。音作りもめちゃくちゃ無機的で怖い。
我々文系の言う「無機」って大抵炭素入ってるんですけど、これは完全なる無機物です。鉄。金属。アルバムを通しで聞いてるとこの後にくる地球儀の有機的な暖かさにひどく安心する。
そんなことを思いながらこの曲、ボカロ(広義)カバー似合うだろうな〜と考えてたらふと思いついたんですよ、足立レイ最適解じゃね?
コンテクストで言えば足立レイと被っている部分は多くないものの、歌詞から読み取れる「何者かによって荒廃してしまった世界」という世界観は熱異常を彷彿とさせる。オタク大好き終末世界。
それだけではない。足立レイに歌ってほしい歌詞が多すぎる。友好的な仕草をしているものの文明を破壊した犯人かもしれない信用できない語り手の足立レイ概念ってめっちゃ良くない?
たとえばここ
ここ!!!!
アァ〜ッ゛!!!、!
これ語りかけてる相手が重音テトだと想像すると二度美味しくないですか?結構あるじゃん、キメラパワーで生き残った重音テトとロボパワーで生き残った足立レイの二次創作。
テトの一人称がボクだから作中で僕っつってるみたいなことを考えるとめちゃくちゃ楽しい。
それに足立レイを一回離れて本来の制作意図である「生成AIと私たち」を考えても楽しいし、そこから足立レイに戻ってきて「実体のあるロボットと私たち」を考えても楽しい。ここまでで4度美味しい。
実際にうちのレイにちょっと歌ってもらったことがあるんですけど、やばかったです。知声ちゃんとかに歌ってもらっても趣あるかも。誰かカバー出して
というわけで足立レイのオタクは最強不穏ポストアポカリプスソングPOST HUMAN を聞いてくださいという話でした。