これからはじめる保活(8~10月スタートの1歳4月狙い)

8月になりましたね!
「来年4月に保育園に入りたいから、そろそろ保活をはじめようかな」
という方もいらっしゃるかと思います。

私はこれまで10年以上、世田谷区の保活をみてきましたが、正直な話、
保活はスタートが早ければ早いほど納得のいく結果になります。

世田谷区認可保育園は、ここ数年、0歳クラスは定員割れの園も多数発生し、比較的スムーズに入れる一方で、1歳クラスはひどい激戦となっています…。

ですが、明日や来週ではなく今はじめているだけでもスゴイです!!
育児だけでも毎日すごく大変な中、こうして保活情報を仕入れようとされている姿勢が、もう本当に素晴らしいです!!

とはいえ、正直なところ「9月から保活を初めて、加点のない状態(育休明け105点)で、1歳4月に人気園に入る」のは、現実的にかなりハードルが高いです。

はじめての保活で、上位希望園に入りたい場合は、
・0歳4月から入園する
・0歳11月までに認可外に入園し加点をつけて106点として応募する
・兄弟ポイントをつける(育休中に妊活し、二人目育休をつなげる)
が最短ルートとなります。

しかし、1歳4月入園を約半年後に控えた8~10月ですと、上記の手段をとることは難しくなります。

「11月までに認可外に入って復職していれば、加点つくんじゃないの?いままだ8月だけど??これからでも間に合うよね?」
と思うかもしれませんが、すでに評判の良い認可外園は0歳クラスの枠が埋まっている可能性が高いです。
(空いていたら超ラッキーです!)

ですので、ここからは
「0歳クラスのうちに認可外に入園&復職はせず、1歳4月入園&復職でいく」
を前提に、1歳4月105点の家庭における保活について、お伝えしていきたいと思います。

まず、1歳4月入園で10園希望を出したとしても、105点ですと、どこかに入れる可能性は50%ほどだと思ってください。
逆に言えば10園全て待機となってしまう可能性が50%ほどです。
そんなに高いの!?と思うかもしれませんが、実際に区が公表している「募集数」と「応募数」の数字を見れば決して大げさな話ではないことがわかります。(地域によってはもう少しマシな場合もあります)

そのため、今すぐの入園は考えていなくとも、1歳クラスから復職が必要な場合は、認可外(認証、企業型、その他)もあわせて検討いただくことを強くオススメします。
認可1本ですと、待機になってしまったあと(結果が出る1月末ごろ)から動き始めるのでは、遅いです。その頃には認可外も埋まっています。
ぜひ早いうちに、認可外園の問い合わせをしてみてください。

ところで、認可でも「あそこは2歳クラスまでしかないし、小さくて園庭もないから、ちょっと…」とつい小規模認可園(~2歳クラスまでしかない認可園)を検討外にされていないでしょうか。
小規模ゆえに目が行き届き、手厚い保育をしてくれる園もあります。
小規模と言っても、さまざまな園があり、園庭がないゆえにお散歩が多い、園からのフィードバックが手厚いなど、
「見学し、直接話を聞いてみたら、思ったより良かった!」ということも多々あります。(もちろん全てではありませんが…)
ぜひ、小規模認可園も含めて検討・見学されることをオススメします!!

見学は、認可・認可外とも、各園に個別連絡が基本となります。
区役所・支所に行っても見学手続きはできませんので、ご注意ください。
特に認可外は申し込みについても、直接個別申請です!
認可外は園によってルールが異なり、事前に見学をしていないと、申し込めないという園もあれば、先着順の園もあります。
遅くなると見学受け入れや受付が定員オーバーになってしまう場合もありますので、なるべく早めに認可外園への問い合わせをオススメします!!!

なお、認可園については、9月2日(月)に最新の『保育のごあんない』が世田谷区から発行される予定です。
指数の評価基準(=点数の計算ルール)に一部変更も予定されていますので、ぜひお早めに入手し、おそらく今回も分厚いと思いますが隅々まで熟読いただくことをオススメします!!!

今回は「1歳4月105点の家庭における保活」に絞ってお伝えさせていただきました。
少しでも参考になりましたら幸いです。

【まとめ】
●1歳4月は加点なしの105点の場合、10園書いても待機になってしまう可能性が約50%!
●小規模認可園も積極的に検討を!!
●本命が認可であっても、認可外の検討・見学・申し込みを!!(早めがオススメ!)
●区の冊子『保育のごあんない』は9/2発行、隅々まで熟読を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?