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Miroを使って大学でフルリモート授業をしたら、リアクションが多すぎて画面が見えなくなるほどだった😭

文教大学情報学部のゲスト講師枠の授業を担当

秋頃に同大学の教員の友人から依頼があり、文教大学情報学部の皆さんに向けて12月上旬に授業をしました。9月からずっと準備をしてきてようやく終わった!!!授業中、授業後に学生の皆さんからは当日たくさんのリアクションと大量の感想をいただいて、感無量です😭

それもこれも、Miroでやった効果がとても大きかったのでそのまとめです。(タイアップ記事ではありません)

わたしの授業のテーマは3つ!

  • パズルのピースを見つけ、はめるようにキャリアを歩んできたこと

    • 平たく言うと転職が多いけど、いろんな仕事を経験してそれをかけ合わせると自分だけのスキルが身についた

  • そのキャリアの先でたどり着いた現職サイボウズでの働き方の紹介と、意識していること

    • 自立(他人を頼ってでも理想を達成する力)、フルリモートは覚悟がいる話し

  • 仕事で大切にしていること

学生の皆さんへ「こんなキャリアや働き方・こんな仕事がある」と知ってもらい、視野を広げてもらえたらと思い話をしました。

授業はフルリモート、だけど一方通行にしたくない

このご時世、授業はもちろんZoomです。
(これまでの経験上)ほぼリアクションがない中90分間喋り続けるのは気持ちが持たないので、より良い授業にするためにもどうやったら反応をもらったらいいか教員の友人に相談しました。

"学生は講師に立場の非対称性を感じるから、気軽にリアクションできない"

教員の友人から上記のアドバイスがありました。ただ「問いかけたらきちんと答えてくれる」とのこと。学びですわ。

「聞いたらちゃんと答えてくれる」→じゃあ「ちゃんと」聞いたらいいじゃん💡

「気軽に聞ける・答えてもらえる環境にしたい」と思い、プレゼン全部をMiroでやることを決めました。

明確に「あなたの意見を聞かせてください、その内容をもとに話す内容をちょっとアレンジしますね」という場面を作り

  • 付箋に意見を書いてね

  • リアクションボタンを押して

  • シールの絵文字を該当の場所に移動してね

など要所要所で手を動かしてもらい、自分の意見・感想を伝えて授業への参加意識を高めてもらえるような流れにしました。

Miroを使って学生の皆さんに問いかけたら、予想以上の反応

まず、使い方の説明をしつつアイスブレイクでMiroを触ってもらい…と思ったら説明する前に使いこなす人が多数😂wさすがデジタル&リモートネイティブ勢は違うわ…!

良かったのが、授業を担当している教員の友人が「Miro初めて触るから、もう一度付箋の出し方教えてもらってもいい?」と説明を再度求めてくれ"分からなくても聞いて大丈夫"というのが伝わったと思います。友人ファインプレー!

全員に付箋で自分のことを書いてもらったり、問いかけに対してリアクションボタンを押してもらったり。一時、リアクションボタンの♥や👍で画面が見えなくなるほど!

私の緊張も一気にほぐれ、反応を見ながら話すことができたのが本当に良かったです。録画じゃなくて、リアルでやる意味があったし、同じ場所にいなくても考えを共有しながら話す大事さを感じました。

思わぬ効果も👀

いただいた感想からいくつか集約したものが以下。予想外の反応もあって驚きでした!

  • Miroの付箋に気軽に書けるので意見を出しやすい

  • (カーソル位置で)みんながどこに注目しているのか分かるって面白い

  • (Zoomチャットよりも気楽に感想を書けるので)失敗しても大丈夫だと思った

  • 匿名で意見を書けるから安心した

    • 補足:付箋の記名機能は使わずにやりました

(もちろんMiroだけじゃなくて、授業への感想もたくさんいただきました😭)

フルリモート授業だからこそ、きちんと感謝の言葉を述べる学生の皆さんがすごい

授業終了時、発話可能な方は一人ひとり「ありがとうございました!」と言いながら退出されることに驚きました。私、大人数の会議だとスッと抜けてたわ……。
直接会えないからこそ、きちんと言葉にして伝える大事さを学びました🙏

人生はじめての授業、こちらが学ぶことが多くてこんな素晴らしい経験へのチャンスをくれた友人には感謝してもしきれないし、勇気を出すとこんないいことがあるんだ!と思いました。頑張ってよかった!

補足

  • サイボウズの業務の一環としてやったので、サイボウズで付与されているMiroのライセンスを使っています。


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