ホウカンTOKYO看護師による日本精神保健看護学会第34回学術集会・ワークショップ企画レポート
当社ホウカンTOKYO(運営:ハノン・ケアシステム株式会社)教育・研究企画部部長の田嶋佐知子が日本精神保健看護学会第34回学術集会にてワークショップ(共同企画)を行いました。
【テーマ】
「自殺未遂者に対する継続支援」についてみんなで考えよう!
総合病院・精神科病院・訪問看護等のシームレスな連携を目指して
皆さんは「救急患者精神科継続支援」についてご存知でしょうか?
自殺企図等で入院した方に対して、適切な研修を修了した医師、看護師、精神保健福祉士、公認心理師等が入院中から退院後半年間に渡り、再企図防止を目指して精神疾患の治療を受けるための指導や助言を継続して行う取り組みです。実施している総合病院はまだ少ないものの、徐々にその広がりを見せつつあります。
今回のワークショップでは、総合病院、精神科病院、訪問看護等、様々な立場・場所で活動する看護師が、相互の活動を理解し、シームレスな連携が図れるようになることを目的として、事例検討並びにプレゼンテーションを行いました。
事例検討では、所属する病院や訪問看護ステーションでのケアを踏まえて、自殺未遂者への継続支援をどのように行うか、またその課題について活発に議論されました。自殺未遂者へのケアや連携に対する熱い思いも聞かせて頂き、今後の継続支援に向けて考えるとても貴重な時間となりました。
参考:日本精神保健看護学会第34回学術集会
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