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男性医療職の育休取得について考える。

男性の育休取得が世の中の後押しを受け向上しています。
それでも厚生労働省の調査によると、2021年度の育休取得率は女性の85.1%に対して男性は14.0%となっています。

まだまだ低い数値ですよね。

でも医療業界はどうでしょうか。

男性の育休取得者は、ほとんどいないんじゃないですか?

なぜいないのか?

一つは、エッセンシャルワーカーであることかと思います。
常に人手不足の業界であり、人がサービスの中心である医療業界は、一人のスタッフが欠けるだけで組織として大事です。
訪看は特にです。

病棟とは違い、訪看は何分いくらという時間売りビジネスです。
1人抜ければ、その分だけごそっと売上が下がりますので人員が欠けることは死活問題。

もう一つは、男性看護師の希少性です。
男性看護師がいかに増えたと言っても、全看護師の10%未満です。
体力仕事も多い中で、重宝されやすい面もあると思います。

それに比べ、うちの訪看は昨年度からほぼ80%近くの男性スタッフが育休を取得しています。

もちろん期間はさまざま2週間から半年まで、また1年はありませんね。
今後1年取ってもらうためには、仕組みが必要です。

まだまだ今は仕組みが整っているとは言えず、店舗内で協力しながらという感じなので、他スタッフへしわ寄せが正直いっている状況。

その為、今後は複数店舗を受け持っているエリアリーダーを看護師が担い、店舗内だけでなく、応援体制を常に作っていけたらと思います。

かというPT出身の私がエリアリーダーを兼ねていますので、今年度中には退きたいと思います。

頑張っていこう!
スタッフがハッピーな組織へ。

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