Napalm Death

ナパームデス
好きなバンドの一つです。ただしドラムがミックハリスだった頃まで。
作品で言えば1991年のEP「Mass Appeal Madness」までですね。
私にとってナパームデスとはミックハリスだったのです。

その「Mass Appeal Madness」の後のドラマー(今現在のドラマー)って
ミックハリスのおかずとか、ある程度マネしてたんですよね。
だがしかし・・・その結果は残念としか言いようのないものだった。
上手いとか下手とかじゃない、激しいかどうかでもない。とにかく
「ただの数あるデスメタルバンドの一つ」になってしまったのだ・・・
ミックハリス在籍時のナパームデスの楽曲はもっと「アート」だった。
もっと言えばミックハリスが叩けば、その曲はアート作品になった。

今回ご紹介するこの曲「Raging in Hell」は
私の中では日本最強のハードコアパンクバンド、S.O.Bの楽曲のカバーだ。
S.O.Bは好き過ぎて、ライブもよく見に行ったものです・・・
このバンドもまた、ボーカルのTOTTSUAN(トッツァン)がお亡くなりになってから、私は興味を失ってしまいました・・・
私にとってS.O.Bとはトッツァンだったのです。

さてこの「Raging in Hell」
原曲のS.O.Bバージョンは、それはそれは凄まじいハードコアパンクで・・・
原曲以上にカッコ良くアレンジ出来るとは思えない、そんな曲なんです。
だがしかし、このBBCジョン・ピールセッションの時のナパームデスは
間違いなく狂っていた。彼らには一体何が見えていたのか・・・?
とにかく原曲のS.O.Bバージョンをも凌駕する伝説的なグラインドコアを
やってのけてしまったのだ。

そしてやはり、ここでもミックハリスのドラムは「アート」だ。

まあ初めてこれをお聴きになった方は
ボーカルに引っ張られてドラムなんて聴いてられないと思いますが(笑)

それでは今日も美味しい食事を楽しみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!