![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124944107/rectangle_large_type_2_d7d828c94f34437b916e5a98da1f5934.png?width=1200)
半年で忘れる本の知識を、忘れずに活用できるようにする方法
はじめに
こんにちは。ほかです。
突然ですが、
「本を読んで知識を蓄え、必要な時に活用できるようにする」
私はこんな理想を描きながら、えっせわっせと本を読み進めることが多いです。し、私以外にも同じようなことを考えながら本を読まれている方が多いのではないでしょうか。
ですがこれには致命的な欠点があります。
読んだ本の内容は半年も経てばほぼ忘れる、ということです。
学生の頃に意識高く読んでいたスティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」は、今となっては1つの習慣も思い出せないほどのひどい有様です。
そこで、一度読んだ本の内容を忘れないため、少なくともすぐ思い出せるようにするために、読了後にその本の内容をマインドマップにまとめることにしました。マインドマップの作成には、mindmisterというツールを利用しています。(無料で3つまでマインドマップを作成できるので、しっくり来なかったら無料のままやめようと思います。)
実際につくってみた
早速、過去に読んだ本についてマインドマップを作成してみました。
所感
実際に作成してみた所感も記載しておきます。
とにかくマップを作るのが楽(作成時間: 1hくらい)
冒頭から見返しながら、気になったところを思いつくままに記載していけば良い感じになるのでとにかく楽でした。
文章でいい感じに要約しようと思ったら半日はかかる気がします。
見返すのも楽
直感的に見返したい箇所にアクセスできるので、いちいち文字を追う必要がなくて楽でした。位置情報で記載箇所を覚えている感覚なので、地図とか見るの得意な人におすすめかもしれません。
ロジカルに記憶するのに役立つ
数百ページの本に書かれていることを頭だけで体系的に整理するのは難しいですが、マップだと自然と体系的に表現されるので、ロジカルに記憶するのにも役立ちました。
書いていないことも意外と思い出せる
短いキーワードしか記載していませんが、きっかけがあるだけで記載されていない内容まで意外と思い出すことができました。
思い出せない時や正確に思い出したい時は、合わせ技として本に付箋を貼っておいて、簡単に参照できるようにしておくのがおすすめです。
ということで、今のところこの方法は概ね高評価(N1)です。また、同僚に最近読んだ本の話をしていて思ったのですが、本の内容を他人に簡単に解説するのにも非常に役立ちます。mindmisterは枝の先の表示 | 非表示を簡単に変えれるので、紙芝居的に話すことができて気持ち良いです。
課題
とにかくマップを作るのが楽(作成時間: 1h~2hくらい)とはいえ、本を読んだ後に1時間ほどの余分な時間がかかるのは事実です。これをできれば0.5h~1hくらいまで抑えたいな、という気持ちがあります。
何か良い方法があれば、また試してみようと思います。
あとがき
余談ですが、読んだ本の内容をマインドマップにまとめる、というのは以下のコンテンツを見ている中で着想しました。勝手な引用、失礼いたします。
ポッドキャスト「超相対性理論」
どのエピソードだったかは忘れてしまいましたが、知識は沈澱させたままではなくひっくり返したスノードームのように宙に舞っている必要があり、その状態になるためには一定のアウトプットが必要、ということを話されている回があった
Youtube「両学長 リベラルアーツ大学」
動画で使われているmindmisterがめちゃくちゃ使いやすそうだった
自分自身の過去の経験
受験勉強の時などに、ある領域の内容が大きい紙に一覧になっているものを眺める、という方法が自分にしっくりくる勉強方法だったことを思い出した
3つとも全然関連性がないコンテンツですが、こういう繋がりからアイデアが思い浮かぶ事象はとても興味深いですね。コネクティングドッツ。