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#3 書籍「プロダクトマネジメント」をマインドマップに整理
こんにちは、ほかです。
今回は書籍「プロダクトマネジメント / Melissa Perri著」の内容をマインドマップに整理しました。
→ マップを自由に閲覧する場合はこちら(mindmister)から参照
画像データとしても貼っておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1702906050851-pDDBBPzQSq.png?width=1200)
私がポイントと感じた点は以下です。
プロダクトとは顧客とビジネス(企業)との間の価値交換システムにおいて人手を介在せずに価値を運ぶものである
プロダクトマネージャーは、価値交換システムを最適化する役割を担う
優れた企業戦略には、日々の企業活動を進める上での考え方である運営フレームワークとビジョンを実現するための戦略フレームワークが含まれる
戦略フレームワークはビジョン、戦略的意図、プロダクトイニシアティブ、オプションの4つの粒度で展開される必要がある
戦略の策定には①方向性の理解→②問題の探索→③ソリューションの探索→④ソリューションの最適化から成るプロダクトのカタが有用で、プロダクトマネジメントはこのカタに沿ったプロセスを踏むことが推奨される
アウトプットではなくアウトカムを中心に物事を組み立てる文化が特徴であるプロダクト主導組織を設計する
また論としては、
顧客が価値を認めるのは自分達の問題が解決したり、要望やニーズが満たされたりしたときだけであるという前提から、アウトプットではなくアウトカムを計測して評価する文化が重要である。
また、人手を介在せずにアウトカムを発生させるものをプロダクトと呼び、それによる価値交換システム全体を最適化することをプロダクトマネージャーの役割と定義。
PMが上記の重要な役割をうまく担うことは企業のビジョン達成に大きく影響することなので、全社としては優れた意思決定を促進するフレームワークとしての戦略策定とプロダクト主導組織の構築によってそれを支援すべきであり、PMは「プロダクトのカタ」をプロセスを意識して取り組むべきである。
というような展開となっていて、まだまだ世の中的にふわふわしているプロダクトマネージャーの役割を、プロダクト企業にとって重要な要素であるアウトカムと結びつけて定義することで明確にし、企業全体でこれを支援することの意義を論じていることが秀逸と感じました。
それと、具体例として架空の企業がプロダクト主導の組織に成り代わっていく姿が示されていて、とてもユートピア的なストーリーではあるもののプロダクト主導の有用性を理解しやすい構成で楽しかったです。(こんな風にできたら楽しいだろうなあ…)
以上です◎