非常用発電機の導入に使える補助金が、補正予算で3月から実施決定!
補助金ポータル編集部です。
令和元年度の補正予算で予定されている「災害時に備えた社会的重要インフラへの自営的な燃料備蓄の推進事業費補助金(災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業のうち石油製品利用促進対策事業のうち石油ガス災害バルク等の導入に係るもの)※以下:石油ガス災害バルク補助金」の公募が、3月には実施されることが濃厚となりました。
補助対象となる設備は「石油ガス災害バルク」で、導入に必要な経費に対し最大で1億円(補助率:1/2以内※中小企業は2/3)の補助が行われます。
今回はこの補助金制度と、あまり聞きなれない「石油ガス災害バルク」がどういったものかについて紹介したいと思います。
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◆補助対象の「石油ガス災害バルク」ってどんなもの?
「石油ガス災害バルク(災害対応型LPガスバルク供給システム)」というのは、災害時に使用するタンクや供給設備、燃焼機器をセットにした一連の設備の総称で、燃焼機器には発電機の他に、ガスストーブや、ガスコンロ、ガス炊飯器、給湯器など様々なものがあります。
◆なぜ災害時のBCP対策に「ガソリン発電機」ではなく「LPG発電機」が推奨されているのか?
理由1.ガソリンは数か月で成分が分離・変質してしまうが、LPGは100年経っても大丈夫。
理由2.ガソリンは近年様々な事故・事件を発生させており、危険性が社会問題になっている。
理由3.燃料を気化させるための圧縮工程が無いため、ガソリン式よりも圧倒的に静音。
理由4.LPGは燃焼した際の環境汚染物質やCO2の排出が少ないクリーン燃料である。
★石油ガス災害バルク補助金の概要を紹介★
公募時期:
事務局が決定次第~3月末までの公募
補助対象:
民間企業
地方公共団体等
対象施設
1.一次避難所となりうる施設
※災害時に避難所等として活用できる旨の協定等を地方公共団体と締結すること。
2.社会的重要インフラ(LPGの供給拠点など)
対象設備:
石油ガス貯蔵容器、石油ガス取出用の圧力調整 器、ガスメーター及びガス栓を取り付けたもの及び当該設備に接続する燃焼 機器、給湯機器、発電機等
補助率:
設備購入費及び、設置工事費の1/2以内(中小企業は2/3以内)
上限額:
1.石油ガス災害バルク等の設置:5000万円
2.発電機及び石油ガス空調機又はコージェネシステムを同時に設置する場合:1億円
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まとめ
最近では家庭用の災害対策としても騒音の少ないガスボンベ式のLPG発電機の人気が高まっています。
災害時の停電対策としては蓄電池なども少しずつ普及が進んでいますが、近年多発している自然災害による長期間の停電対策としては、やはり燃料の追加で継続的に電力供給が可能な発電機での対策に軍配が上がります。
地域の防災拠点や重要インフラに係る事業者の方は、BCP対策の推進を図るため、是非補助金を活用したLPG発電機の導入をご検討ください。
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