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キャリアアップ助成金に最大60万円の上乗せ!「正規雇用等転換安定化支援事業」とは

補助金ポータル編集部です。

キャリアアップ助成金とは、有期契約労働者等の正規雇用労働者等への転換や派遣労働者の直接雇用化等を行う事業主に対して国が助成するものです。有期契約労働者等が、より安定度の高い雇用形態等へ転換することでのキャリアアップを促進することを目的としています。

東京都が実施する正規雇用等転換安定化支援事業は、キャリアアップ助成金(国の支援)に上乗せして助成金を受け取ることのできる制度です。両方を活用することで、予算的余裕の少ない中小企業でも雇用者のキャリアアップに貢献することができます。労働者とともに成長を目指す事業主の皆様は詳細をご確認ください。

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キャリアアップ助成金に最大60万円の上乗せ!「正規雇用等転換安定化支援事業」とは
https://hojyokin-portal.jp/columns/tokyo_koyo_anteika
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■正規雇用等転換安定化支援事業とは
正規雇用等転換安定化支援事業は、パートや派遣社員などの非正規雇用者を正規雇用へ転換する場合、その育成計画の策定や退職金制度の整備などを行った企業に対して助成金が支給される制度です。

■主な支給要件
助成の対象となる事業者・労働者の主な要件は以下のとおりです。

【事業主】
以下のすべてに該当する中小企業等であること。
◇東京労働局管内に雇用保険適用事業所があること。
◇平成31年4月1日以降に支給対象労働者を転換等し、東京労働局長がキャリアアップ助成金(正社員化コース)の支給決定をしていること。
◇交付申請日時点で、キャリアアップ助成金(正社員化コース)で転換等した支給対象労働者が在職し、支援可能な状況であること。

【労働者】
◇正社員化コースの支給対象となった労働者であること。
◇平成31年4月1日以降に都内事業所において転換または直接雇用された労働者であること。
◇転換・直接雇用後の雇用区分の状態が1年以上継続し、都内の事業所に継続して勤務している労働者のうち、有期雇用労働者ではないこと。

■支援事業の実施
申請事業主は、支給対象労働者に対して、支援期間(3か月間)のうちに以下の支援事業を行うこと。

(1)3年間の指導育成計画の策定
(2)指導育成者(メンター)の選任及びメンターによる3回・3日以上の指導
(3)指導育成計画に基づく研修の実施

■退職金制度整備加算
新たな退職金制度整備による加算を受ける事業主は、上記支援事業の実施のほか、支援期間中に以下のいずれかを行うこと。

(1)新たに退職金制度を整備し、規程を労働基準監督署へ届出する。
(2)新たに独立行政法人勤労者退職金共済機構中小企業退職金共済事業本部が運営する中小企業退職金共済制度に事業主として加入する。

■支給金額
支給金額は対象労働者の人数によって、以下のように定められています。
1人…20万円
2人…40万円
3人以上…60万円

※退職金制度整備加算は、10万円です。

■公募期間
公募は第1回から第6回まで行われます。現在、第2回の受付期間中です。

【第2回】
6月10日(金)~6月30日(木)

【第3回】
7月8日(金)~7月29日(金)

【第4回】
8月10日(水)~8月31日(水)

【第5回】
9月9日(金)~9月30日(金)

【第6回】
10月7日(金)~10月31日(月)

労働環境を整えることは、従業員の就労意欲の向上や業績アップにもつながります。正規雇用等転換安定化支援事業は、労働者とともに成長を目指す企業にこそ、活用してほしい制度です。

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