下請企業対象!最大2,000万円助成「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」とは
補助金ポータル編集部です。
都内で製品やサービスを提供する多くの中小企業は、昨今の新型コロナウイルスの影響やウクライナ情勢に伴う価格高騰により、厳しい経営状況に追い込まれています。そこで注目したいのが、都内中小企業の技術・サービス高度化・高付加価値化を支援する「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金」です。
本助成金は、主として発注者の仕様に基づいて製品及びサービスを提供する受注型中小企業(下請企業)を対象に、技術開発等に要する経費の一部を助成するものです。
この助成金を活用すれば、費用の支援を受けながら技術開発等を進められ、また開発による新たな事業展開も見込めます。さっそく助成金の内容を確認しましょう。
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東京都 明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金とは
https://hojyokin-portal.jp/columns/tokyo_ashitanichallenge
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■助成対象となる取組例
〇薄型化・小型化に向け、加工技術の精度向上を図る取組
〇生産ラインの見直しを図り、短納期化や低コスト化を実現するための取組
〇受発注を可視化するシステムを構築し、顧客対応力を向上させる取組
〇外部の技術指導によるサービス提供能力の向上に向けた取組
このように、自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等に要する経費の一部が助成の対象になります。本事業は、下請企業の技術開発等が対象で、最終消費者に直接提供される製品・サービスに関する取組は対象になりませんのでご注意ください。
【助成対象期間】
令和5年7月1日(土)~令和6年9月30日(月)(1年3か月以内)
■対象事業者
〇中小企業者(会社・個人事業主)
東京都内に本店があり、令和5年4月1日現在で、引き続き2年以上事業を営んでいること。
〇中小企業団体(組合等)
東京都内に主たる事務所があり、令和5年4月1日現在で、引き続き2年以上事業を営んでいること。
〇中小企業グループ
上記中小企業者等により構成されていること。
■上限額・助成率
【小規模企業区分】
助成上限1,000万円(助成対象経費の2/3以内)
【一般区分】
助成上限2,000万円(助成対象経費の2/3以内)
■助成対象経費
原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注加工費、産業財産権出願・導入費、技術指導受入れ費、展示会出展・広告費 等
■実施場所
自社または東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県に所在する自社工場
■申請書類の提出期間
令和5年4月3日(月)~4月10日(月)[当日消印有効]
本助成金を上手に使うことで、技術開発が進みやすくなるだけでなく、コスト削減や事業拡大・新たな販路開拓など多くのメリットが望めます。また、高い技術力を持った企業は、次世代への技術継承もスムーズに進めやすくなるでしょう。技術開発面で課題を抱える都内の対象事業者は、この機会に助成金の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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東京都 明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業助成金とは
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