IT導入補助金2023 商流一括インボイス対応類型とは?
補助金ポータル編集部です。
2023年10月1日から、消費税の仕入税額控除の方式として始まるインボイス制度。インボイス制度に対応するために活用できる補助金のひとつとして、IT導入補助金があります。4月に、IT導入補助金のデジタル基盤導入枠に「商流一括インボイス対応類型」という申請類型ができました。今回は、新たに設置された「商流一括インボイス対応類型」についてご紹介します。
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IT導入補助金2023 商流一括インボイス対応類型とは?拡充点まとめ
https://hojyokin-portal.jp/columns/itdonyu_2023_invoice
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■IT導入補助金2023とはどのような補助金か
IT導入補助金では、中小企業・小規模事業者等が実施する、業務効率化やDX等に向けたソフトウェア、アプリ、サービスなどのITツールの導入を支援しています。労働生産性の向上を目的とした補助金で、インボイス対応に必要なITツール導入を促進する枠があるのも特徴です。
【補助対象ツール】
事務局の審査を事前に受けてIT導入補助金サイトに登録されているITツール(ソフトウェア、サービス等)が補助対象です。申請区分によっては、相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料、PCやレジなどのハードウェア購入費も対象になります。
【補助対象事業者】
すべての申請区分で、中小企業・小規模事業者等が補助対象者になります。飲食、宿泊、小売・卸、運輸、医療、介護、保育等のサービス業、製造業や建設業等が対象です。
新設の「デジタル化基盤導入枠 商流一括インボイス対応類型」のみ、中小企業・小規模事業者に加えて大企業も補助対象事業者に含まれます。
■商流一括インボイス対応類型について
この類型では、取引関係における発注者(大企業含む)が、インボイス制度に対応したITツールを導入し、受注者である中小企業・小規模事業者等に対して当該ITツールを無償で利用させる場合に補助を行います。
【補助額】
(下限なし)~350万円
【補助率】
中小企業・小規模事業者等:2/3以内
その他の事業者等:1/2以内
【対象ソフトウェア】
インボイス制度に対応をした受発注の機能を有している、クラウド型ソフトウェア
【賃上げ目標】
なし
【補助対象】
クラウド利用料(最大2年分)
■商流一括インボイス対応類型のITツールにおける主な要件
・商流一括インボイス対応類型の対象となるITツールを利用する
・申請者が受発注機能の発注側であり、ITツールの導入者(購入者)である
・申請するITツールはソフトウェア1つのみである(複数のITツールは申請できません)
・導入したITツールについて、そのアカウントを取引先を含む受注側のすべての利用者に無償で発行している
・申請者とアカウントを供与された取引先は、当該ITツールを申請する利用期間以上利用する
【申請期間】
2023年6月からを予定
※スケジュールの詳細が決まり次第ホームページ上で公開されます。
「IT導入補助金2023」は、中小企業・小規模事業者(一部、大企業含む)のITツール導入に活用できる補助金です。そのための申請枠が各種用意されています。補助金を受けてIT導入を進めることで、インボイス対応や業務効率化に取り組みたい、生産性向上・顧客満足度向上を図ってより競争力のある企業へと成長したいとお考えの事業者の皆さまは、IT導入補助金2023の活用をご検討ください。
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