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グリーン・デジタル投資に使える補助金!活用例を紹介します
補助金ポータル編集部です。
令和3年度補正予算における、中小企業・小規模事業者関係事業のポイントの1つに、グリーン投資やデジタル投資の推進があげられます。
1年前の「令和2年度3次補正予算・令和3年度当初予算」においても、新たな日常の先取りによる成長戦略としてグリーン社会の実現、デジタル改革といった項目がありましたが、今回は将来を見据えた戦略的な産業政策として、グリーンやデジタルなど新分野への展開や生産性向上につながる取り組みを行う中小企業への支援策が盛り込まれています。
中小企業庁が公表した「中小企業グリーン・デジタル投資加速化パッケージのご案内」をもとに、グリーン・デジタル分野の取り組みに使える経済産業省の補助金やその活用例をご紹介します!
★★★★★★★おススメ補助金・助成金情報★★★★★★★
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グリーン・デジタル投資に使える補助金!活用例を紹介します
https://hojyokin-portal.jp/columns/green_digital_hojo
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■グリーン・デジタル分野の投資に活用できる補助金
【事業再構築補助金】
補正予算では、新分野展開や業態転換等の取り組みを支援する事業再構築補助金を積み増し、新たに「グリーン成長枠」を設けて、中小事業者等のチャレンジを支援します。グリーン成長戦略「実行計画」14分野に掲げられた課題の解決につながる取り組みが補助対象となります。
◆グリーン成長枠
補助上限:中小1億円、中堅1.5億円
補助率:中小 1/2、中堅 1/3
【ものづくり補助金】
革新的な商品開発のほか、新たなサービス、生産方法、提供方法の導入などが対象となるものづくり補助金では「グリーン枠」および「デジタル枠」を創設し、グリーン、デジタルに資する革新的製品・サービス開発または生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援します。
◆グリーン成長枠
補助上限:最大2,000万円
補助率:2/3
◆デジタル枠
補助上限:最大1,250万円
補助率:2/3
【インボイス制度関連のデジタル化支援】
令和5年10月1日から、消費税の仕入税額控除の方式が適格請求書等保存方式になる、いわゆるインボイス制度が開始となります。インボイス制度では適格請求書を7年間保管する必要がありますが、書面での交付に代えて、電子データでの提供(電子インボイス)もできますので、電子データなら保管場所が不要となり、管理の手間も省けます。また、データによる検索ができるため、検索性の向上といったメリットもありますので、インボイス制度をきっかけに業務の自動化や効率化をはかるデジタル化を進めていくとみられます。
〔IT導入補助金〕
ポイント⇒インボイス制度への対応に係るITツールおよびハードウェアの導入等を支援。
◆ITツール
補助上限:350万円
補助率:3/4~2/3
◆PC
補助上限:10万円
補助率:1/2
◆レジ等
補助上限:20万円
補助率:1/2
〔持続化補助金〕
ポイント⇒インボイス枠の創設。小規模事業者等の免税事業者からインボイス発行事業者への転換を支援。
◆インボイス枠
補助上限:100万円
補助率:2/3
■事業再構築補助金グリーン成長枠の活用例
たとえば、情報サービス業における、事業再構築補助金グリーン成長枠の活用例として、以下のような取り組みが考えられます。
顧客情報が蓄積されているニュースアプリ運営事業者が、情報を有効活用できる新規事業として、個人や企業に向けたCO2削減に資するアプリの作成をする場合、アプリデザインの外注にかかる費用、システム開発のためのソフトウェア購入費用、従業員の研修費用などが補助対象になると想定されます。
このように、今年は「中小企業グリーン・デジタル投資加速化パッケージ」として、各補助金に特別枠が設けられますので、こういった機会に成長への戦略投資に補助金活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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グリーン・デジタル投資に使える補助金!活用例を紹介します
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