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特別枠新設 持続化補助金3月29日から受付開始します!

補助金ポータル編集部です。

2021年版小規模企業白書をみると、感染症の流行により多くの中小企業・小規模事業者が影響を受けていることが分かります。国内の企業倒産件数を規模別にみると、小規模企業が大部分を占めており、令和2年度のよろず支援拠点(中小企業・小規模事業者のための経営相談所)における相談対応件数の9割が、従業員数20人以下の小規模事業者でした。

さまざまな経営課題を抱える小規模事業者ですが、販路開拓や事業拡大などを行う時には、持続化補助金の利用がおすすめです。またこの補助金を使えば、人口密度が低い地域で抱える衰退問題なども、小規模事業者が中心となり改善できる可能性があります。

令和3年度補正予算では新規の枠組みが創設され、より活用しやすくなりました。今回は、持続化補助金の拡充ポイントについてご紹介します。

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令和3年度補正予算 持続化補助金の拡充ポイント!8次締切の公募要領公開
https://hojyokin-portal.jp/columns/jizokuka_03r
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■持続化補助金(令和3年度補正予算)の概要
令和元年度補正予算で継続して実施している「通常枠」に加え、令和4年3月公募(3月29日申請受付開始)から新枠の創設や優先採択を実施します。

【スケジュール】
公募要領公開:令和4年3月22日(火)
申請受付開始:令和4年3月29日(火)

第8回受付締切:令和4年6月3日(金)(締切日当日消印有効)

持続化補助金は、小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度です。通常枠(現行)の補助率は2/3、補助上限50万円です。

■補助金対象者
下記に該当する法人、個人事業、特定非営利活動法人が対象です。
◇商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く):常時使用する従業員の数5人以下
◇宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員の数20人以下
◇製造業その他:常時使用する従業員の数20人以下

■新設の特別枠とは?
特別枠では、補助上限額の上乗せや、赤字事業者への補助率引上げなどの拡充が行われます。

「賃金引上げ枠」
対象者:賃金引上げ又は雇用増加により、事業規模拡大を推進する小規模事業者。なお、引上げと認められるのは、事業場内最低賃金が地域別最低賃金より+30円以上となる場合です。この条件がすでに満たされている時は、現在支給している事業場内最低賃金より+30円以上が目安です。
補助上限:200万円
補助率:2/3(赤字事業者は3/4へ引上げ、加点による優先採択を行う)

「卒業枠」
対象者:販路開拓を実施した上で、小規模事業者の従業員数を超えるよう、事業規模拡大に向け雇用を増やす小規模事業者。
補助上限:200万円
補助率:2/3

「後継者支援枠」
対象者:いずれ事業承継する見込みがあり、販路開拓を行う後継者候補として「アトツギ甲子園」のファイナリストに選ばれた小規模事業者。
※アトツギ甲子園:全国各地の中小企業の後継者・後継者候補(アトツギ)が、新規事業アイデアを競うピッチイベント
補助上限:200万円
補助率:2/3

「創業枠」
対象者:産業競争力強化法に則った「認定市区町村による特定創業支援等事業」の支援を過去3年の間に受け、併せて過去3年の間に開業し、販路開拓を行う小規模事業者。
補助上限:200万円
補助率:2/3

「インボイス枠」
対象者:2021年9月30日~2023年9月30日の課税期間で、一度でも免税事業者であった、もしくは免税事業者になると見込まれる事業者の中で、インボイス(適格請求書)発行事業者に登録を行い、販路開拓に取り組む小規模事業者。
補助上限:100万円
補助率:2/3

■補助対象経費
・機械装置等費(製造装置の購入等)
・広報費(新サービスを紹介するチラシ、看板等)
・ウェブサイト関連費(ウェブサイトやECサイト等の構築、更新等)
・展示会等出展費
・旅費
・開発費(新商品・システムの試作開発費等)
・資料購入費
・雑役務費
・借料(機器・設備のリース・レンタル料)
・設備処分費(新サービスのスペース確保を目的とした設備処分等)
・委託・外注費

【注意点】
ウェブサイト関連費:補助金交付申請額の1/4を上限(ウェブサイト関連費のみによる申請は不可)
設備処分費:補助金交付申請額の1/2を上限

■加点項目「パワーアップ型加点」
アフターコロナを見据えて、持続的成長を志向し地方創生を支える「地域資源型」、「地域コミュニティ型」の事業者をパワーアップ型として新たに優先採択します。

このように、令和3年度補正予算では特別枠や優先採択が拡充され、より多くの小規模事業者が支援を受けられます。厳しい経済状況の中でも生き残り、将来的に大きく成長したいなら、ぜひ持続化補助金の申請を検討してみてください。

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