事業再構築補助金採択実例「独居老人と親族間対話を仲介するＡＩ会話エンジンの開発」
事業再構築補助金を採択された企業様は、事業再構築補助金の採択結果ページにて一覧で公開されています。この記事では、事業再構築補助金で採択をされた企業様が実際にどのようなサービスを展開されているのか、リサーチしていきます。
事業再構築補助金採択実例
■事業再構築補助金 第2回公募採択
■事業者名:ソフネック株式会社
■事業計画名:独居老人と親族間対話を仲介するＡＩ会話エンジンの開発
事業再構築事業内容
ソフネック株式会社の自然言語処理技術
ソフネック株式会社は、1984年の設立以来、自然言語処理関連の仕事を行っています。同社が得意とする自然言語処理技術を活かし、独居老人と親族間の対話を安心・安全に仲介するAI会話エンジンを開発しました。
対話エンジンの特徴
対話エンジンは、会話の中心を形成する重要な機能です。話し手と聞き手の言葉のやり取りを具体的に定義し、話し手の目的や聞き手の返し文への相槌などが会話の進行に重要との考えに基づいています。発話内容からユーザーやボットの個性に合わせて応答文を生成し、構文解析・意味解析を行うことで、正確な理解を持った会話システムを作成できます。
対話シナリオの設定
対話エンジンでは、対話シナリオがあらかじめ定義・設定されており、案件ごとに異なる様々なパターンが存在します。
ご家族用WEBアプリシステム
このAI会話エンジンを利用したご家族用WEBアプリシステムでは、以下の機能が提供されています。
伝言設定画面
見守り親族側から、独居老人への伝言を登録することができます。
対話内容確認画面
伝言ヘルパーを介しての見守り親族側と独居老人の会話のログが一覧表示されます。これにより、親族間のコミュニケーションが円滑に進み、独居老人の安全を確保できます。
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