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友達に原罪とかいろいろの流れを簡潔に伝える為の文章

原罪=全人類が共通で持っているとされる弱み。神に反逆する者の証。神に対する人類の最初の裏切りの証。

創世記で神が楽園に人類を作ったとき、神は無垢な気持ちで人類との関係を築こうとした。

人類と神の貴い関係性の証として、まっさらな楽園に禁断の果実というシステムを導入し、
「これだけは食べちゃダメだよ、これをお前たちが食さない限り、うちらはズッ友。頼むよ。私を失望させないでね。好きなんだからね。」
という約束をした。
これは関係性を守るために必須というか、簡単な約束をとっかかりに確固たる関係を築きたい。気持ちを確認し続けたい。という神の乙女心であると思う。

しかし人間は爆速でこの約束を破って爆速で果実をかじり、神のそれと比べれば無に等しいような知恵を得た。
なんでもちょっと齧っただけの素人が最も偉そうでとんちんかん。
というがまさにそんな感じの人類はちょっと齧っただけの知恵で愚かにも
「え?なんか色々わかってきたけど。あれ神要らなくない?俺たちだけで行けるくね?」
という傲慢な認知を手にしたのである。
神は人類への愛が故に悲しみ、激怒。仕方ないとばかりに
「信じてたのに。一度裏切ったあなたは私と一緒にいられない。出てって。」と

・永遠の命のはく奪(楽園にいる権利)
・労働の苦しみ
・産みの苦しみ
・禁断の果実から得た様々な悪知恵、狡さによって起こる様々な不幸

などを背負わせ人間を愛の巣(楽園)から追放した。
この一連の流れによって原人類(アダムとエヴァ)に備わったのが原罪(的外れな知恵、神を裏切った証)であり、アダムとエヴァから始まったすべての人類はこの属性を背負うことになった。

気の迷いで浮気をして女に家を追い出された男のように
「家に帰してよ~より戻してよ頼むよ~ごめんてマジ反省してるよ~」
と謝り続けても
「でもあんたあたしのこと裏切ったじゃん」
となかなか家(楽園)に入れてもらえない時期が旧約聖書の時代。
それでもどうしても人類を愛している神が、
超特別措置として神の分身(イエス・キリスト)を生贄にして(は?)人類を許し、家(楽園)に入れる権利を与えてよりを戻してあげる革命が新約聖書。

神に対する感謝に加え、こっちの一方的な過失を許すために死んでくれた全く無関係の神の分身(イエス・キリスト)に対し
「マジでありがとうあなたがいなかったら俺たちずっと路頭に迷ってたよ…ごめんね俺たち神の為にこれから頑張るから…」
と感謝し続けるのが今日のキリスト教徒。

神は基本人類を激烈に愛していて、人類がふわふわしているという構造。


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