生きるとは、命懸け
生きるとは、何かを得て、何かを捨てる。
後悔や妥協がつきまとう。
人生、思い通りにいかないことばかりである。
どうにもならない。
しかし、どうにかしなければならない。
そこは、言い訳、甘さのない、失敗の許されない世界。
自分で、勝手に限界を低めに設定し、そのうえ、言い訳だらけで固めてきた。プライドだけは一人前で、本気でやって本気で敗れることを一番恐れていた。
この世界、失敗は必然である。成功は偶然。
全力でやって、全力で失敗し、自分の弱さや非を全て認め、それでようやく一歩目。次に絶対負けないように、試行錯誤を重ねていくのは、生きていく上で一番恐ろしい事であるが、常にそれをし続けなければならない。
常に極限状態の中で、正解のない中で、それでも、もがき続けなければならない。
絶望的に辛い経験と這い上がった体験こそ、未来(あす)を生き抜く糧となる。
自分自身と戦い続け、自身に打ち勝っていかなければならない。ただ、自分自身は、最大の味方でもある。
生き方は、人それぞれで、一人一人ある。私は、自分自身とともに生きていく人生であるから、常に這い上がり続けているくらいが丁度良い。でないと、幸せすらも見失ってしまうかもしれないから。
本当の両親の凄さに最初に気づくのは、就職前と、就職後にある。両親も、幾多もの逆境を乗り越え続け、今生きている自分を育ててきた。どこまでも強く、そして、どこまでも、寛大である。
自分はあと何度卒業すれば、本当の自分に辿り着けるのか、皆目検討がつかない状態だが、この度大阪大学を卒業し、また、新たな旅路へと向かう。
ベトナム、ベトナム語、15人のベトナム語の先生から学び得たものは、死ぬまで、私の最大の武器と防具となるだろう。
以上
丸谷
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