マイワールド製作裏話
というわけでワールド公開しました。皆さんプレイしていただけてたでしょうか?色んな方々がプレイされていて、私の予想以上の反響があって驚いています。
このnoteではタイトルにもある通りワールド製作の裏話的なことを書いていこうと思ってます。少しネタバレ要素も含みますのでお気をつけ下さい。
製作期間について
まずは製作期間について。このワールド、去年の8月下旬に作り始めて、2月に公開したのでほぼ半年で作り上げたと思います。製作に行き詰まって途中nullとか作ってサボってたけどまあ早いほうだと思います。
1コースに掛けた時間ですが、普通のコースが2日から3日(早ければ1日で作ったものもあります。)、ボス戦で5日ぐらいだった気がします。
構想について
ワールドに作るにあたって、作り始める前にある程度の計画を立てておくと良いと思います。
これは製作を始める前に書いていたメモですが、今見てみると結構変わっていますね。当時は3DWを入れてみるとアクセントになって面白そうとか、甲羅コース入れてみるのもありかと思ってました。(結局没になっちゃいましたが…)
ワールド製作においてもう一つ重要なのは難易度調整。これに関してはテクニックの難しさで分けて調整しました。
例えば、天井1マスで横3マスをジャンプする技をワールド3から投入してみたりしています。こうすることで自然と良い難易度感になると思います。
あとはスペシャルコースを作ったタイミング関して。これはW1~W6のクリア必須コースをひととおり完成させてから作りました。
スペシャルコースは極論やりたい放題できるので作ってて一番楽しかったです。
気をつけた点と工夫した点
最も気をつけた点として、世界観の設定があります。
というのも、ワールドはシリーズものなので、今マリオがどんな環境で、どういう状況であるのかを設定すると、ストーリー性が生まれて良い感じになります(6-5とか特にそうですね)。これに関しては前回の装飾のnoteを参考にしていただければと。
あとは、なるべく本家マリオに寄せて作ってみました。
例えばW4のイギーがワンワンを引き連れたりというもの。本家マリオに寄せることにより、少しエモさを感じるかも…しれないです。
苦労した点
製作は順風満帆に進んだわけではなく、もちろん苦労した点もあります。
一つはボス戦製作ですね。カスタムスクロールの調整やコクッパの魔法の軌道調整に苦労しました。
製作してて気付いたのですが、コクッパの魔法を撃つ間隔って決まっているのですね。というのもスタート地点から始めたテイクとサブエリアから始めたテイクで魔法の撃つタイミングが違って当たるという事故がたびたび起こってました。
あまり仕様については詳しくなくあくまで推測なのですが、多分スタート地点にマリオがいる時点ですでに画面外にいるコクッパの情報が反映されていて、画面外でも魔法を撃っているのだと思います。多分それ故の事故だと思います。(拙い日本語+カスみたいな考察でごめんなさい)
あと一つはメンタル面の問題。W4くらいを製作してる時に公開したい欲が強くなって抑えるのに必死でした。
あとは10月に起きたコース大量削除事件。
ここあたりで製作モチベが完全に崩壊して、1ヶ月ぐらい製作自体失踪してました。
ちなみにこれが製作のターニングポイントで、W4以前は音符抜けを使っていたのですが、この削除を受けて音符抜けを廃止することにしました。今残ってるコースももしかしたら削除されるかもしれないので正直今ビクビクしています。
こんなガラスメンタルの僕を救ってくれたのは富士見ねむという人なのですがこの話をするとこのnoteが10000字を超えるのでやりません。
このワールドを作ろうとしたきっかけ
最後にこのワールドを作ったきっかけについて話して、締めようと思います。
このワールドを作ったきっかけというものは、ある一つのワールドの存在です。
それが、「Super Banned Wagon World」
海外のトロール製作者様が集まって作ったワールドなのですが、とにかくクオリティがとてつもないです。またコースだけに留まらず、専用のサイトを作ったり、アニメーションも製作したりと、もはやマリオメーカーではないのではないかと思うクオリティでした。
このワールドは多くの配信者たちがプレイしていて、みんなが楽しそうにプレイしているのをみて、自分もこんなワールド作ってみたいなと思いました。
そして、自分の得意分野で、アイデンティティでもあるエンジョイ系スピランでワールドを作ってみようと決心しました。
なのでプレイしてくださった方の反応をみると、みんながみんな楽しそうにプレイしていて、本当に作って良かったなと感じています。
このワールドを通じてなのですが、皆さんにも是非ワールドを作って欲しいなと思ってます。ワールドを作るにあたって、時間もかかりますし、もちろん労力も使いますが、完成したときの達成感といい、それ以上のリターンが生まれます。エンジョイ系コースをたくさん出す職人さんって少ないイメージがあるので、これを機に挑戦して欲しいなって思います。
以上が裏話でした。改めて、ワールドプレイしてくださった皆様、本当にありがとうございました!