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タブレット最強説

動画を見たり、ネットサーフィンをするのが好きだ。
少し前まではパソコンで済ませていたが、3年ほど前にiPadAirを手に入れた。
これがADHD民にとっては大変便利である。
その理由を自己分析がてら説明していく。

【ADHD的便利な理由】
① 立ち上げる手間がない。

ADHD民はとかく手間を省く手間を惜しんではいけない。
なぜなら一瞬でも「めんどくさ…」と思ってしまえば先送りをしてしまうからだ。
どんなものでも、「アクセスしやすさ」を意識しなければならない。
パソコンは、電源ボタンを押し、そこから立ち上げに時間がかかる。
しかし、iPadはホームボタンを押せば、すぐにネットに繋がりアプリで動画を見られる。
たった数秒の差かもしれないが、この数秒の差をいかに無くせるかがADHDが生きやすくなるポイントとなる。
もちろん、Microsoftなどで仕事をするときはパソコンの方が楽である。

② 画面が狭い。
(語弊があるかもしれないため後述の文章をきちんと読むこと)

これは個人的な経験上での意見だが、発達障がいのある人間は視野が物理的に狭いのではないかと思う。
特に、自分が不注意優勢だからだろうか、あまりに画面が広いと「便利」よりも「集中できない…」の方が勝ってしまう。
そのため、画面の大きさを謳うパソコンのデスクトップよりも、ほどよくコンパクトなiPad等のタブレットの画面の方が集中しやすい。

③ 使いやすい。

パソコンは、何かと説明書を読まなければ隅々まで使いこなせない印象がある。(あくまで個人の意見)
その点、ASDであることを公表していたスティーブ・ジョブズが開発したApple製品は、感覚的に使いこなしやすい。
勿論、便利に使うならばある程度の知識は必要だが、なんとなくタップして使えることはかなり助かるポイントだ。
あとは、障がい者に易しい機能(読み上げ機能やバリアフリー音声ガイド等)が付いてることも好感度UPポイントである。
自分が使うことは今のところないのだが、障がい者への配慮が窺えると勝手に好きになってしまう。
優しくされるだけで好感度が上がってしまうチョロい人間なのである。

④ 持ち歩きのしやすさ。

不注意優勢のADHD民だが、じっとしていることが苦手な一面もやはりある。
そのため、パソコンのように1ヵ所で作業をするより、適宜自分のいたい場所で作業できるところも、ADHD人間に対するiPadの強みだろう。
台所に持っていけば、料理のレシピ動画が見られる。
視覚優位の人間と自負しているので、動画で作り方を説明してもらえるのはありがたい。(色んな発達系の本を読んだが、発達障がい者は視覚的にサポートしてもらうことが大切だと記載されることが多いように思う)
また、YouTubeで筋トレやヨガを教えてもらえるのもありがたい。
スマホでも見られるが、動きをチェックするにはスマホの画面は小さいと感じるので、個人的にはiPadを使用している。
過緊張で、自律神経を狂わせがちなので、リラックスできる環境や習慣を作れる点も助かっている。


過集中で、iPad等ネットサーフィンに時間を費やしすぎるのも良くないが、今の私にとってiPadはなくてはならない物である。
まだiPadを使用したことがない人は、1度試す価値があると思う。


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